お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきでは生後3か月までに、麻しん(はしか)では生後12か月までにほとんど自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎると、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。赤ちゃんの予防接種は種類も回数も多いので、かかりつけ医をきめ、生後2か月になったら接種がスタートできるように準備しておきましょう。
子どもは発育とともに外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解のもとで、お子さまの健康にお役立てください。
定期予防接種の種類
- ロタウイルス (内部リンク)
- B型肝炎ワクチン (内部リンク)
- ヒブワクチン(内部リンク)
- 小児用肺炎球菌ワクチン(内部リンク)
- 4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)(内部リンク)
- 5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ)※令和6年4月1日から開始(内部リンク)
- 不活化ポリオ(小児まひ)(内部リンク)
- BCG (内部リンク)
- 麻しん風しん混合(MR)(内部リンク)
- 水痘(水ぼうそう)(内部リンク)
- 日本脳炎 (内部リンク)
- 2種混合(ジフテリア・破傷風)(内部リンク)
- ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)(内部リンク)
予防接種のスケジュール
予防接種の種類によって接種時期が異なりますので、接種年齢を迎えられたら速やかに受けられますようお願いします。
予防接種の接種間隔
令和2年10月1日から、異なるワクチンの接種間隔について、注射生ワクチンどうしを接種する場合は27日以上あける制限は維持しつつ、その他のワクチンの組み合わせについては、一律の日数制限は設けないことになりました。
ただし、あくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりです。 詳しくは下記リーフレットをご覧ください。
異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔の一部変更についてはこちら(厚生労働省) (PDF 1.17MB)
市内の医療機関で接種を受ける場合
令和7年度予防接種実施医療機関 (PDF 170KB)へ事前に予約をしてください。
市外の医療機関で接種を受ける場合
福岡県内の医療機関で受ける場合
福岡県定期予防接種広域化実施医療機関であれば接種を受けることができますので、事前に予約をしてください。
詳しくは福岡県定期予防接種広域化について(県民向け)をご覧ください。
福岡県外の医療機関で受けられる場合
やむを得ない事情(里帰りなど)があり、県外で予防接種を受ける予定の人は、事前に健康づくり課健康係までご連絡ください。
事前の連絡がない場合、予防接種にかかる費用は全額自己負担になりますので注意してください。
接種時に保護者が同伴できない場合
予防接種は保護者同伴が原則ですが、やむを得ない理由で同伴出来ない場合、お子さんの健康状態をよく知っている人の同伴も可能です。その際、予防接種委任状 (PDF 78.8KB)(1予防接種に1枚)が必要となります。