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白秋が愛した柳川

柳川は、我が詩歌の母體
詩聖、北原白秋が生まれ育ったまちです。

北原白秋(本名・隆吉)は、時代を超え人びとの心に残る作品を数多く残した詩人・歌人です。その中でも、童謡は多くの人に知られています。

北原白秋生家記念館
柳川市沖端町55番地1
電話番号0944-72-6773
開館時間/午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/12月29日~1月3日
観覧料/大人600円、高校生・大学生450円、小・中学生250円

明治18年(1885)、酒造業を営む北原家に生まれた白秋は、「トンカジョン(大きな坊ちゃん)」と呼ばれ、 6人の平家落人が港を開いたという「六騎(ろっき)伝説」が語り継がれる沖端で華やかな少年時代を過ごしました。有明海を通じて行き交うものと人。生 命力と天性の明るさに富んだ作風は、このまちそのものでした。
しかし白秋が16歳の時、大火で酒蔵が全焼し、家は傾きます。傷心の白秋は没頭していた詩歌の創作へとさらにのめりこみ、やがて家出同然で上京。 与謝野鉄幹、石川啄木といった才能とも交流しながら、24歳の時に書き上げた処女詩集「邪宗門」の耽美的な表現で賞賛を浴びます。その2年後に出した 詩集「思ひ出」は、故郷柳川と破産した実家に捧げる懐旧の情で、白秋の名を世に知らしめました。57年の生涯で2万点以上の作品を残した白秋。山田耕筰との「からたちの花」などは日本の心ともいうべき童謡の傑作です。

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