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春を告げる さげもんめぐり

春を告げる さげもんめぐり

ひと針、ひと針、思いをこめた飾り。
家々のさげもんを見て歩く楽しみが、いつしか柳川の春の風物詩となりました。

子どもたちも楽しみにしている「おひな様水上パレード」の風景。お稚児さんを乗せた十数艘もの舟が、堀割をゆつら~っと進んで行きます。

女の子が生まれた最初の年のお祝い「初節句」に、子どもの無事な成長を願ってひな人形を飾るひなまつり。
柳川では、さらにそのひな壇のまわりに、色とりどりの「さげもん」を飾る慣わしがありますが、それを訪れた人びとにも見て楽しんでもらおうというのが「さげもんめぐり」の始まりです。
女性としての美しさ、強さ、誇りなどを身に付けて欲しいという親心が、その飾りひとつひとつに込められています。

毎年、多くの方がおいでめすまつりです。

毎年、2月11日から4月3日の間、「おひな様始祭」に始まり、もてなしの心にあふれた「恵美須ひな小路」などもありつつ、まちは「さげもん」で彩られます。
雅な衣装に身を包んだかわいらしい稚児たちが、舟で繰り出す「おひな様水上パレード」は、さげもんめぐりの見所のひとつ。祝いの風景あふるる、柳川の春です。

さげもんは、布細工ものと柳川まりを交互に7列7個の49個をつるします。人生50年といわれた時代に女性は一歩引いて49年と配慮した意味を含ませ、さらに中央に大きな柳川まり2連加え計51個とする事により、人生50年よりも長生きできるように願をかけました。元々は奥女中の嗜み教養のひとつとして、お姫様が生まれると琴爪入れなどに使う袋物を健やかな成長を願い繕い贈ったのがはじまり。やがて吊るし雛へと姿を変え、柳川まりとともに伝承されてきました。

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