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名勝・立花氏庭園 美の系譜

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大名文化と藩主の思いにふれる空間。
名勝・立花氏庭園

「名勝・立花氏庭園」は7000坪にもおよぶ、国の名勝です。「柳川・御花」の西側にある庭園「松濤園」と立花邸が昭和53年に国の名勝に指定された後、平成23年に敷地全体の規模で追加指定さ れました。

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川下りの終着点にほど近い、「柳川藩主立花邸 御花」。
元文3年(1738)、柳川藩五代藩主、立花貞俶(さだよし)が柳川城の南西隅に、二の丸から建物を移築します。政務を司る本丸御殿とは別に建てられた別邸御花畠。これが、今の御花であり、庭とともに「立花氏庭園」として、国の名勝に指定された空間です。
100畳の大広間の開け放たれた窓が切り取る黒松の緑。
座敷から眺める鑑賞式の庭園「松濤園(しょうとうえん)」は、約280本の黒松に1500個の庭石、石灯籠14基が配され、2つの島と多数の岩島が浮かぶ水面は、冬には飛来する野鴨が群れ遊びます。

藩主一族の暮らしを今に

元和6年(1620)から明治4年(1871)の永きに渡り、この地を治めた立花家。
「立花家史料館」には、歴代藩主の甲冑に、華やかな婚礼調度や夫人の装束・装身具、そして藩主愛用の茶道具、能面・能 装束など、立花家の歴史を彩る大名道具の数々が飾られています。
中でも、江戸中期より受け継がれる代々の雛人形とその調度の数々は、本物と変わらぬ繊細な細工と種類の多さに感嘆の 声があがります。それらを使って遊んでいた歴代のお姫様の暮らしに思いを馳せる、楽しみ多い史料館です。

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雛人形のお道具のなんと細やかなこと。受け継がれる建築と庭。
ここは、暮らしを愛おしんだ立花家の別邸でした。

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