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高校生による歴史的庭園でのボランティア清掃(令和7年12月)

2025年12月24日

 

柳川の歴史的庭園を守るための清掃ボランティアを行いました

 

 柳川市には、江戸時代から掘割の水を敷地の庭に引き入れて池などに利用する「歴史的庭園」が残っています。これらの庭園を守ろうと、南九州大学名誉教授の永松義博さんが中心となり、柳川水郷庭園保存機構が設立されました。以来、同機構は樹木の剪定や清掃といったボランティア活動に長年取り組まれています。令和5年度からは、伝習館高等学校の生徒たちと年2回の合同清掃を行っていますが、このような取り組みは全国的にも珍しく、関心が寄せられているとのことです。

 今回で5回目となる清掃は令和7年12月6日に実施され、吹奏楽部と卓球部の生徒、計41人が参加しました。生徒たちは、清掃の前に永松先生と柳川水郷庭園保存機構の藤吉拓也さんから庭園の由来や特徴について説明を受け、理解を深めたあと、和やかな雰囲気で作業を進めました。

  柳川市の歴史的庭園の説明については、こちら →伝習館高等学校の生徒による歴史的庭園の清掃活動

 当日は庭園が見事に紅葉しており素晴らしい景色でしたが、落ち葉が多く積もっていました。生徒たちは庭や池に散った落ち葉を掃き集めて運んだり、同機構が事前に剪定した高木の切り枝を運ぶ作業などに汗を流しました。

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 活動後のアンケートでは、庭園清掃ボランティアに参加して満足感や達成感を感じた、また参加したい、という感想が多くありました。また、歴史的庭園を守るための活動として、除草や清掃などのボランティアのほか、柳川の歴史的庭園の伝承や庭園を活用したイベントなどが考えられるという意見もありました。

 生徒たちは清掃を通して庭園の価値を学ぶとともに、保存や活用について考える機会にもなり、地域への愛着や庭園を守ろうという気持ちが深まったのではないかと思います。

HP03.JPG

 

リンク

名勝立花氏庭園

名勝戸島氏庭園

名勝水郷柳河

 

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