掘割を駅前まで引き込み、にぎわい交流施設を整備します。
- 柳川市は、福岡県と西日本鉄道(株)(以下「西鉄」)と協働で、西鉄柳川駅周辺整備事業に着手します。
- 柳川市は、全国的にも有名な観光地で、2018年観光入込客数は136.4万人です。外国人観光客も約23.3万人と近年大幅に増加しており、アジアを中心とした海外や日本各地から訪れる多くの観光客でにぎわっています。
- 2015年に柳川市と西鉄により、東西駅前広場・東西自由通路の整備、西鉄柳川駅のリニューアルを実施しました。
- 本事業では、柳川らしくにぎわいのある駅前空間を目指し、水郷柳川のシンボルである掘割を二ツ川から駅前まで引き込むとともに、舟の乗船場、水辺空間と一体となった広場や飲食、物販、観光案内機能等からなるにぎわい交流施設を整備します。
- 役割分担としては、掘割の整備を福岡県、広場・道路等の整備を柳川市が行い、にぎわい交流施設の企画・整備を西鉄が担います。
- 当事業は、柳川市・福岡県・西鉄の3者で連携し、着実に推進してまいります。なお、事業につきましては、事業期間中の新型コロナウイルスの感染拡大などの影響により事業期間を延長しており、2026年度秋頃の整備完了を目指し、取り組んでまいります。
整備イメージ
※イメージは計画段階のものであり、詳細の検討により変更となる場合があります。
事業の目的
柳川観光の玄関口である柳川駅周辺が新しくなったものの、駅から川下り乗り場や観光資源が集まる市街地への誘導と柳川らしい空間づくりは不十分な状態となっています。
そこで、水郷柳川の風情ある空間を形成する二ツ川周辺の景観整備と歩行者動線を確保することで、市街地へのまち歩き観光などの交流人口の増加を図るとともに、駅周辺での賑わいを創出し、柳川らしい空間づくりを図っていきます。
3者の役割とスケジュール
福岡県
二ツ川から駅前広場までの掘割引き込み整備
2019年度(令和元年度)からの予定
柳川市
掘割整備に伴い併走する道路、広場等の整備
2020年度(令和2年度)から2026年度(令和8年度)秋頃までの予定
西鉄
にぎわい交流施設の企画・整備
2019年度(令和元年度)から2026年度(令和8年度)秋頃までの予定
整備区域
下図赤枠内(約6,400平方メートル)