農業者年金加入のご案内

　農業者年金は、農業者の老後の生活の安定や担い手の確保を目的としてスタートした農業者のための年金です。

次の3つの要件を満たす方であれば、どなたでも加入することができます。

自分が積み立てた保険料と、その運用益により将来受け取る年金額が決まる「積立方式・確定拠出型」の年金です。

個人ごとの毎年度の年金資金の積立・運用状況は、毎年６月末までに農業者年金基金よりお知らせしています。

自分が必要とする年金額の目標に向けて保険料は月２万円から６万７千円の範囲内で、千円単位で自由に選ぶことができます。

また、農業経営の状況等に合わせて、いつでも見直しが可能です。

年金は生涯支給されます。仮に加入者・受給者が８０歳前に亡くなられた場合でも、死亡した翌月から８０歳までに受け取れるはずであった農業者老齢年金の現在価値に相当する額が死亡一時金として遺族に支給されます。

支払った保険料は、全額が社会保険料控除の対象。所得税や住民税等の節税につながります。支払った保険料の１５％～３０％程度が節税になります。

認定農業者など一定の要件を備えた“意欲ある担い手”には保険料の国庫補助があります