これまでの経過
市史編さん事業は、旧柳川市が市制40周年を記念して、平成5年からスタートしました。まず、準備委員会をつくり、柳川市史の基本方針や刊行計画などを検討し、同年10月1日付で市史編さん委員会規則・同編集委員会規定がそれぞれ公布・施行されました。それに基づき、第1回編さん委員会を開催し、編さん委員8名を委嘱しました。同委員会では、市史編さん基本計画大綱の答申や実際の編さん事業を推進する編集委員会委員の人選をすすめ、平成6年度に編集委員会を設置して実質的な市史編さん事業を開始し、現在に至っています。
この間、編集委員のもとで調査・研究・執筆などを担当する専門研究員・調査研究員とともに、各種調査を実施し、現在も継続しているところです。具体的には、各時代の古文書調査はもとより、文芸関係史料調査、美術品調査、建築物調査、地名調査、民俗調査などを、現柳川市域に限らず、幅ひろく行っています。調査・研究の成果は、現在17冊の市史刊行物として公開しています(詳しくは、「刊行物の紹介」「市史購入方法」を御覧ください )。
また、市民の皆様方への成果普及活動として、「柳川歴史文化講演会」や「柳川市史歴史講座」を毎年開催いたしております(「講座・講演会のお知らせ」を御覧ください)。
さらに、毎月柳川市の広報紙「広報やながわ」(内部リンク)に「新市史抄片」と題して、各種調査・研究の報告をかねたコラムを各委員・研究員に執筆いただいており好評を博しております。
今後も各種調査を継続し、その成果を刊行していきますので、ご協力よろしく御願いします。