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HOME歴史・文化文化財福岡県指定文化財紙本著色立花宗茂像 附 旧箱 一箇 旧表具 一点

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紙本著色立花宗茂像 附 旧箱 一箇 旧表具 一点

2026年4月14日

 

紙本著色立花宗茂像 附 旧箱 一箇 旧表具 一点                                                                                                        (しほんちゃくしょくたちばなむねしげぞう つけたり きゅうばこ 1こ きゅうひょうぐ 1てん)

[種別]有形文化財(絵画)

[所在地]柳川市奥州町32-1 福嚴寺

 本件は、柳川藩初代藩主である立花宗茂(1567~1642)を描いた肖像画で、立花家の菩提寺である黄檗(おうばく)宗の岳山梅(ばいがくさん)福嚴寺に伝わっています。賛文の着賛時期から、寛永20年(1643)頃の制作と推定されます。 
像主である立花宗茂は、永禄10年(1567)に大友家の武将、高橋運紹(じょううん)の長男として生まれました。天正9年(1581)に戸次道雪(べっきどうせつ)(立花鑑連(たちばなあきつら))に請われ養子となる。豊臣家の九州平定に伴い天正15年には柳川に入封、文禄・慶長の役で勇名を馳せました。関ヶ原合戦で西軍に加担したため改易となったのちは奥州棚倉へ入封するが、元和6年(1620)に再び柳川藩主に復帰し、柳川藩の礎を築きました。 
 本件は、寛永20年(1643)頃に制作された、柳川藩初代藩主立花宗茂を描いた最も古い肖像画です。作者は不明ですが、立花家の菩提寺である福嚴寺に伝わる由緒ある作品であり、福嚴寺の前身である梅岳寺の住持により賛が書される点も、寺や柳川藩の歴史を物語るものとして評価されます。また、残存する旧箱及び旧表具は、本件制作当時のものとみられ、附資料として貴重です。 
福岡県域の近世諸藩に係る藩主の肖像画のなかでも初期の作例として、歴史上及び絵画史上に重要な資料であることから、福岡県指定有形文化財(絵画)として指定くを受けました。 

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((公財)立花家史料館提供)

 

 

 

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