背景色
文字サイズ

ふりがなをつける

HOME歴史・文化文化財名勝水郷柳河保存活用計画

ここから本文です。

名勝水郷柳河保存活用計画

2022年5月17日

水郷柳河の写真水郷柳河(すいきょうやながわ)は、近代日本を代表する詩人北原白秋の作品の源泉となった水景であり、風致景観が優秀であることから、平成27年(2015年)3月10日に名勝(国指定名勝)に指定されました。

指定地は、旧柳川城下町に広がる掘割・北原白秋生家・白秋作品に描かれた神社境内・並倉です。

これらの指定地は、所有者及び関係者の方々をはじめ多くの市民の手により守られ、それぞれが柳川市の象徴の一つとなり、名勝指定の背景となりました。

一方で、これらの指定地はいずれも市民生活と深く多様な関わりを持っていることから、名勝指定地における行為規制・管理行為、将来にわたる復旧(修理)・修景・活用の施策について、基本的かつ具体的な方針・方法を定め、それらを市民の間で広く共有することが望まれます。

そのため、名勝水郷柳河の本質的価値と構成要素を明確化し、名勝の保存を円滑化するための方針・方法を示すとともに、地域づくりに資するための名勝の活用の方針・方法を示すことを目的として、名勝水郷柳河保存活用計画を策定し、平成31年(2019年)4月1日から実施しています。

特に、名勝水郷柳河の指定地において、その現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をしようとするときは、文化財保護法に基づき文化庁長官の許可を受ける必要がありますので、事前に市へのご連絡をお願いします。

詩人北原白秋が『水の構圖(みずのこうず)』などの作品に描き、これまで市民の手により守られてきた水郷柳河の風致景観を守り次世代に伝えるため、 ご協力をお願いします。

 

水の構圖の表紙

本計画掲載の水郷柳河写真集『水の構圖』(北原白秋・田中善徳、昭和18年1月、アルス)所収写真は、(公財)北原白秋生家記念財団より提供を受けました。 

 

 

ページトップへ