「柳川の河川浄化事業(掘割の再生)と広松伝さん」の常設展示
展示場所
柳川あめんぼセンター(水の資料館)
展示内容
河川浄化計画の写し、当時の掘割写真、柳川堀割物語パンフレット、本人写真など
昭和40年代から昭和50年代に掘割は荒廃が進みました。そのような中、昭和52年に幹線水路以外を埋立て、コンクリート三面張りの都市下水路にする計画が決定されました。
この事業を進める都市下水路係長として異動してきた故広松伝さんは、「掘割をなくしてはならない」と訴え、当時の古賀市長に下水溝計画を中止するよう進言を続け、昭和52年12月には「河川浄化計画」を策定し実行に移しました。その結果、市民ぐるみの浄化作戦を展開したことで、掘割の水環境を保全することができています。このことは、高畑勲監督の「柳川堀割物語」という映画で記録され、現在も注目を集めています。
最近では、市民協働事業や環境問題に関心が高まり、テレビ・新聞にて「掘割の再生」といった内容で報道もあっております。そのような中、故広松伝さんの功績を次世代へ継承していく必要があると考え、常設展示をいたしました。
展示時間
柳川あめんぼセンターの開館時間
火から金曜日(午前10時から午後8時まで)、土・日曜日(午前10時から午後6時まで)
休館日 毎週月曜日休館(祝日の場合は開館し翌火曜日休館)
年末年始休館12月28日から1月4日
特別資料整理期間休館(年10日以内)通常2月の最終木曜日から
その他詳しくは図書館の開館時間をご確認ください。
参考