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住宅における電気火災に注意

2025年7月25日

近年の住宅火災の傾向について

近年、電気器具類を発火源とする住宅火災の件数が増加しています。

現代社会では多種多様な電化製品が作り出され、私たちの生活の身近には、常に火災のリスクが潜んでいます。

現況.jpg

主に火災原因は、「充電式電池・リチウム電池」、「家電製品」、「プラグ・コード類」の3つ

1.充電式電池・リチウム電池

近年火災原因で増加しているのが、モバイルバッテリーのように繰り返し使える充電式電池です。

以下のような火災事例があります。

充電リチウム.jpg

充電式電池の火災原因と予防対策動画はこちら

予防対策

・充電式電池は、説明書を確認し使用方法を守る。

・電池を落とすなどの大きな衝撃が加えられたり、水で濡らしてしまった場合は、異常がないかしっかり確認し、電池が膨らむなど少しでも異変があれば、使用をやめる。

・PSEマーク(電気用品安全法の基準適合表示)を確認する。

2.家電製品

電子レンジ等の家電製品は、不適切な使用によって火災に至る場合があります。

家電.jpg

家電製品の火災原因と予防対策動画はこちら

予防対策

・電子レンジでは、長時間の加熱に気をつける。

・電子レンジでは、温めるものに金属製のものがないか確認する。

・電子レンジの庫内はこまめな清掃を行う。

・適切な使用と適切な維持管理を心掛ける。

3.プラグ・コード類

多くの電化製品に共通する、プラグ・コード類でも多くの火災が発生しています。

プラグコード.jpg

プラグ・コード類の火災原因と予防対策動画はこちら

予防対策

・プラグ差し込み口には、ホコリなどのゴミがたまっていないか確認して、こまめな清掃を行う。

・配線の状況、差し込み状況を確認して、タップは定格電流を超えないように管理しましょう。

発火した場合の対処について

万が一発火した場合は、煙や炎が噴き出している時には絶対に近寄らないでください。

モバイルバッテリーのようにポケットに入るくらいの小型サイズのものであれば、火花が収まったら大量の水をかけることで消火することができます。

消火後は可能な限り水没させた状態で消防機関へ通報してください。

身の安全の確保を第一に119番通報をしてください。

処分方法について

リチウムイオン電池は通常のごみとは必ず分別をしてください。

電池使用製品にはリチウムイオンマーク (JPG 17.3KB)がなくても、「充電式製品」や「電源につながず作動する製品」があり、リチウムイオン電池が使用されている可能性があります。

電池種類.jpg

注意事項

・電池一体型の製品は、無理に取り外しをしない。

・ほかの廃棄物(廃プラスチックや金属類)と混ぜない。

・雨や水に濡らさない。

・電池の端子部分を露出させないよう、ビニールテープなどで覆う。

廃棄場所

・市では、リチウム蓄電池等は直接「らくらくステーション」へ(有料10kg/200円)搬入をお願いしています。

 行政区での不燃物回収はしておりません。

 ※ごみ収集車や廃棄物処理施設で火災が多数発生しておりますので適切な廃棄をお願いします。

・購入先または買い替えをする家電量販店で回収をしている場合もありますのでご相談をお願いします。

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