本市では、基金で管理している165億円のうち27%にあたる45億円を、定期預金より利率が高い債券で運用し、市民サービスの維持向上のための自主財源の確保を図っています。
今回のお知らせは、市が債券での運用をするにあたり、元本の安全性を最重点に考えていること、その上で、自主財源確保のために利子収入の増加を図っていること、そしてこれらのことを市公金運用委員会で十分に検討し決定していることを、市民の皆さまにお伝えするものです。
債券運用の原則
債券での運用にあたり、次の3つの原則を厳守しています。
・安全性の確保
元本の安全性の確保を最重要視し、資金元本が損なわれないよう、国債などの安全な債券を満期まで保有します。
・流動性の確保
支払に支障をきたさないよう必要な資金を確保するとともに、あらゆる資金ニーズに備えて資金の流動性を確保します。
・効率性の確保
安全性と流動性の確保が大前提で、その上で、利子収入の最大化を図るように債券運用を行います。
債券による運用額
債券運用額は45億円です。
令和7年度の基金運用総額165億円の27%にあたります。
運用対象としている債券の種類
・国債
・政府保証債
・地方債
・地方債に準ずる債券
・財投機関債
・財投機関債に準ずる債券
財投機関債に準ずる債券での運用は、政府資金の投入などにより信用性や社会的貢献度が高く、財務大臣指定格付け機関のうち、少なくとも1社の信用格付がAAの格付を取得しているものに限っています。
ラダー型ポートフォリオによる運用
令和7年度に額面28億円の債券を購入し、従来から保有していた債券と合わせて2つのラダー型ポートフォリオを構築しました。
・20億円を10年スパンで運用するラダー型ポートフォリオ
・10億円を2年スパンで運用するラダー型ポートフォリオ
残りの15億円は30年償還の国債です。
ラダー型ポートフォリオとは別枠で満期まで保有します。
ことばの説明
ポートフォリオとは債券の組み合わせのことです。
ラダー型ポートフォリオは、金利変動による運用リスクを軽減しつつ効率的に利子収入を得ることができる仕組みで、自治体が債券運用するのに適していると評価されています。
本市が構築した20億円を10年スパンで運用するラダー型ポートフォリオを例にとると、満期までの残存期間が1年から10年までの債券をそれぞれ2億円ずつ保有する債券構成です。
毎年2億円を満期償還金として受け取り、その満期償還金で10年償還の債券の再購入を繰り返していきます。
このように一定の金額を一定期間のサイクルで安定的に運用する仕組みです。
債券運用による受取利子の推移
次のとおり受け取り利子が増えます。令和8年度以降は同水準が続く見込みです。
・令和6年度628万円
・令和7年度2052万円
・令和8年度3802万円
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