背景色
文字サイズ

ふりがなをつける

HOME産業・仕事水産業柳川の漁業の特徴

ここから本文です。

柳川の漁業の特徴

2022年12月1日

 

有明海と柳川

柳川市の航空写真

  福岡県の南西部に位置する柳川市は、有明海に面しています。潮の干満差が日本一、最大6メートルにも及ぶ有明海は、筑後川や矢部川など大小様々な河川が流れ込む栄養に富んだ海で、干潮時には広大な干潟が現れ、そこには有明海固有のムツゴロウやクツゾコ(舌平目)、アサリ、タイラギなどといった多種多様の魚介類が生息しています。

 特に、柳川市では有明海の特性を利用し、支柱式による「ノリ養殖」が盛んに行われており、製品の『福岡のり』(乾のり)は市場でも高い評価を受けている日本屈指の高級海苔の産地です。また、クルマエビやガザミ(ワタリガニ)などの種苗を放流し、資源管理を推進するための栽培漁業なども行われています。

 このように様々な自然の恩恵を与えてくれる有明海は「宝の海」と称され、漁業は柳川市の基幹産業となっています。

 

ページトップへ