柳川市は、福岡県の西南部に位置し、有明海に面しています。本市の総面積は77.15平方キロメートル、その内耕作地の占める割合は50.7%(39.10平方キロメートル)となっています。また、本市の大部分は、古くから開拓・干拓された大小規模の干拓地が広がる海面干拓地帯で、多くの田畑等ゆるやかな傾斜で有明海に向かって広がっています。
さらに、柳川市は九州の穀倉地帯の一角を占めており、米や麦を中心とした栽培が行われてきました。米・麦・大豆の収穫量は、米(水稲)が令和6年に8,010トンで県内第4位、小麦が令和5年に12,700トン、大豆が令和5年に3,050トンで共に県内第1位となっています(出典:第71次九州農林水産統計年報(令和5年から6年))。また、最近ではナス・レタス・イチゴ・アスパラガスなどの野菜やぶどう・イチジクなど多種多様な作物が栽培されています。
このように、柳川市の農業は、米・麦・大豆の栽培を中心に、さらに多品目の作物栽培にも力を入れ、現在も市の基幹産業となっています。
柳川市産の農産物
柳川市では、様々な農産物を生産していますが、その一部をご紹介します。
なす
いちご
トマト
オクラ
アスパラガス
レタス
ぶどう
いちじく