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HOME歴史・文化市史編さん刊行物柳川歴史資料集成第1、2集「柳河藩享保八年藩士系図」上・下

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柳川歴史資料集成第1、2集「柳河藩享保八年藩士系図」上・下

2019年10月1日

 
柳河藩では、享保八年に家臣団に対して系譜・文書類の提出命令が出されます。系図の記載に当たっては、各人について養子の場合は実系を注記し、また名・名乗りの変遷も漏らさず書き載せるように命じています。また、各家が立花家へ勤仕するにいたった経緯、道雪以来の立花家歴代から与えられた「書出」「感状」の提出、および偏諱や諸拝領物などの由緒、さらには、豊臣家や徳川家との関わりや朝鮮出兵や棚倉への供奉、天草・嶋原の乱への従軍、江戸詰めや幕府への使者の経歴なども明記するように求めています。

 

残念ながら、現状では藩庁が編纂したであろう正本はもとより、良質の写本も確認できず、ここで使用した底本は明治末・大正初年の立花家の家史編纂事業の一環として写された「柳川藩史」中のものです。しかしながら、本史料は享保八年段階における柳河藩家臣団、ひいては柳河藩史研究に極めて有用なものです。

 

なお、下巻末には、本史料に書載された文書目録と索引を付しています。また、上下巻それぞれに『柳川資料集成月報』1.2を附録としています。この月報には、関係者名簿・市史編さん日誌抄のほか、下記の先生方の玉稿を収録しています。

 

  • 有馬学氏(九州大学教授・柳川市史編集委員長) 「柳川市史編纂事業の開始にあたって」『月報』1
  • 井上敏幸氏(佐賀大学教授・柳川市史編集委員) 「省菴先生事始」『月報』1
  • 丸山雍成氏(西南学院大学教授) 「柳河藩主と参勤交代」『月報』2

 

組見本

組見本

歴史資料集成第1集『柳河藩享保八年藩士系図・上』

頒布価格

1,575円(税込み)

送料

発送をご希望の方は、お手数ですが、市史編さん係(電話番号:0944-72-1275)までお問い合わせください。

 

歴史資料集成第2集『柳河藩享保八年藩士系図・下』

頒布価格

2,100円(税込み) 

送料

発送をご希望の方は、お手数ですが、市史編さん係(電話番号:0944-72-1275)までお問い合わせください。

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