柳川文化資料集成第3集-1 「柳川の美術1」
柳川市内(旧柳川市内)の社寺、学校、公民館、個人などに伝世された美術品、また市外であっても関連の深いものについて収録しています。図版も多数掲載しています。
構成は、以下の通りです。
【第1章】 柳川の美術
【第2章】 社寺の美術
- 概説
- 社寺の所蔵作品(柳河・城内・沖端・西宮永・東宮永・両開・昭代・蒲池・旧柳川市外)
- 真宗寺院の美術
- 黄檗宗寺院の美術
- 社寺の彫刻と工芸
- 蒲池焼
【第3章】 近世柳川の絵師
- 梅沢晴峩
- 北島勝永・北野等永
- 仙蝶斎素峯
- 中野春翠
【第4章】 近代の日本画
- 川辺御楯
- 川辺旭陵美楯
- 山口虚明
- 山下筑水
【第5章】 近代の洋画
- 柳川の美術団体
- 柳川ゆかりの美術家
また、附録月報には、平田寛氏(九州大学名誉教授)「美術調査について-文化財と市町村史」、小林法子氏(九州大学文学部非常勤講師)「御抱え絵師と柳川」を掲載しています。
頒布価格
1,500円(税込み)
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発送をご希望の方は、お手数ですが、市史編さん係(電話番号:0944-72-1275)までお問い合わせください。
柳川文化資料集成第3集-2「柳川の美術2」
旧柳河藩主立花家に伝わる美術工芸について解説したものです。
武具・茶道具・書画や調度品などが多数の図版と共に解説されています。また旧藩主家に伝来した文書資料と美術工芸の調査成果を考え合わせることで立体的な「大名家資料」の構成をめざしています。
『柳川の美術2』は柳川の美術資料集のひとつですが、立花家という旧大名家の蔵の中から、モノと人々の関わりの歴史をひも解くような本にできればと望みました。
この本で紹介された美術工芸品のおおよそが納められていた蔵は、大変に奥深く手強いところです。とてもすべてを語りつくすことはできませんが、本書を通して、少しでも蔵の扉から中を覗き見るような心もちになっていただければと願っています。(編集後記より一部抜粋)
附録月報には、高橋あけみ氏(仙台市博物館学芸員)の「大名家の婚礼に関する覚書-昨今の研究事情および伊達家と立花家の婚姻に関して-」を掲載しています。
頒布価格
1,500円(税込み)
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2刷増刷されました。
柳川文化資料集成第3集-3『柳川の美術3』
柳川市のうち、旧大和町・三橋町の寺社について、平成18年から24年まで7年間おこなった115件の寺社の調査結果を掲載。あわせて、旧柳川市内の寺社、立花家や旧藩士家に伝わった文化財、近代の絵画などの補充調査とともに、清楽寺にかつてあった金銅板両界曼荼羅(国指定重要文化財)や、安東家に伝わった琴、富士山画家である柳川出身の龍駿介の作品なども取り上げました。A4版・縦組402ページ。
付録月報には、國生知子氏(福岡県教育庁文化財保護課)「福岡県における美術工芸品の保護と柳川市の取組」、西岡文夫氏(甲冑師・日本甲冑武具研究保存会専務理事)「大名家の甲冑」を掲載しています。
頒布価格
1,500円(税込み)
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