背景色
文字サイズ

ふりがなをつける

HOME歴史・文化市史編さん刊行物柳川文化資料集成第1集「鶯歌集」「井上文雄判 柳河藩歌合集」

ここから本文です。

柳川文化資料集成第1集「鶯歌集」「井上文雄判 柳河藩歌合集」

2019年10月1日

 

 柳川文化資料集成第1集『鶯歌集』

『鶯歌集』は、柳河藩最後の藩主立花鑑寛を中心に家族や藩士、奥方付の侍女達を糾合して成立した、幕末期柳河藩歌壇の総合的撰集で、一万首を超える和歌を収録しています。

本書は、当時の柳河藩が全国的にみても、最も活発に歌壇活動を展開していた藩の一つであることを伺わせる貴重な史料です。

附録月報

  • 中山右尚氏(鹿児島大学教授)「『南筑操之柳』のことなど」
  • 上野洋三氏(国文学研究資料館教授)「近世成立の歌枕」

組見本

 

組見本

頒布価格

2,500円(税込み)

送料

発送をご希望の方は、お手数ですが、市史編さん係(電話番号:0944-72-1275)までお問い合わせください。

 


柳川文化資料集成第1集-2『井上文雄判 柳河藩歌合集』

柳川文化資料集成第1集-2には、江戸の歌人井上文雄を判者に迎え、柳河藩最後の藩主立花鑑寛(あきとも)とその周辺で行われた歌合(うたあわせ、和歌の優劣を競う)の史料8点を収めました。

参加者は、鑑寛、純姫(すみひめ)、その周辺の侍女や家臣で、約一万首から成る柳河藩の和歌選集『鶯歌集(おうかしゅう)』(柳川文化資料集成第1集-1)と重なり、この2冊の文化資料集成第1集で柳河藩歌壇の構成員と活動を一覧することができます。

また、判者(優劣の判定と批評をする)である井上文雄は、鑑寛の正室純姫の実家田安徳川家の侍医でもあります。縁戚関係を通して田安家中心の文化圏へ加わったことが、歌合の成立背景にあることも本書収録史料の特徴です。

さらに和歌に添えられた批評は、江戸後期歌壇の第一人者井上文雄の、実践に即した歌論をうかがう貴重な資料と言えます。 A4版・縦組・393頁。

編集担当

亀井森氏(鹿児島大学准教授・柳川市史専門研究員)  

収録史料

 歌合(39冊)、三十六番夏歌合、二十四番冬歌合、三十番春歌合、三十六番歌合、昔のとも、田ごとの月、二十六番歌合(仮)

附録月報

  • 久保田啓一氏(広島大学教授)「幕末田安文化圏史構築の試み」
  • 白石良夫氏(佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命教授)「鍋島直嵩主催の歌合」

頒布価格

1,300円(税込み)

送料

発送をご希望の方は、お手数ですが、市史編さん係(電話番号:0944-72-1275)までお問い合わせください。

ページトップへ