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雲龍久吉

2022年12月1日

第10代横綱雲龍久吉

 みなさんは、柳川市大和町出身の第10代横綱雲龍久吉をご存じですか。
 雲龍久吉は、文政5年、福岡県柳川市大和町皿垣開甲木(旧皿垣村字甲木)で塩塚久平治の長男として生まれました。
幼くして両親を失った久吉少年は、3人の弟の面倒をみなければならず、毎日朝早くから田畑の仕事をしていました。
幸いにしてたくましい体に恵まれていたため、村人たちから田畑の仕事や馬の世話などの仕事をもらい、その賃金で一家4人の生計を立てたという。その仕事ぶりは大人以上だったとか・・・。
 また久吉少年は大変な力持ちであったそうで、大人5・6人がかかってもなかなか動かなかった石を、一人でやすやすと運んだ話や、矢部川から3里(約12km)の道を大石2個(72kgと108kg)をてんびん棒でかついできた話はあまりにも有名です。
この2個の石は「雲龍の力石」として、今も甲木地内にある海童神社境内に祀られています。
皆さんもこの機会に訪れてみてはいかがですか。

 

要約文はこちら(403KB; PDFファイル)

※詳しくは「やながわ人物伝」で紹介しています。 

 

幕内成績 

127勝32敗、分け預かり20 勝率79.9% 

優勝回数 

7回(全勝優勝2回)

横綱在位

5年8場所

功績

手数入り「雲龍型」の創始者 

 

 

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