掘割の背景
市全域には総延長およそ930キロメートルにも及ぶ大小の掘割が網の目のように形成されています。古くは約2,200年前の弥生時代より生活用水として利用されてきました。現在でも農業用水として本市の産業を支えているほか、防火用水や川下りコースとして観光にも利用されています。また近年、異常気象による大雨での水害が危惧されますが、内水氾濫を防ぐ「遊水機能」、雨水を貯める「貯水機能」としての働きも期待ができます。掘割は先人たちが風土の悪条件と闘い、水と共生していく中で形成された貴重な歴史的財産です。
「掘割の日」の目的
市では、市民の水環境保全についての関心と理解を深め、市民参加による水環境保全活動の意欲を高めることを目的に柳川市掘割を守り育てる条例(平成19年3月27日条例第6号)_20230418185816 (PDF 185KB)を策定しました。
毎年5月の第4日曜日を「掘割の日」としています。今年の「掘割の日」は5月26日。
この日を中心に、行政区などで水路清掃活動が実施されますので、皆さんの積極的な参加をお願いします。
数量には限りがありますが、行政区への水路清掃機材貸し出しを行っています。
水路清掃機材貸出申込書 (PDF 52.9KB)を水路課まで提出下さい。