みんなの医療が守られていくために(医師の働き方改革)
これまでの我が国の医療は医師の長時間労働により支えられており、今後、医療のニーズの変化や医療の高度化、少子化に伴う医療の担い手の減少が進む中で、医師個人に対する負担がさらに増加することが予想されます。
こうした中、医師が健康に働き続けることのできる環境を整備することは、医師本人だけではなく、患者・国民に対して提供される医療の質・安全を確保すると同時に、持続可能な医療提供体制を維持していく上で重要です。
あなたやあなたの大事な人がもしものときも、安心して医療が受けられ、みんなの医療が守られていくために「上手な医療のかかり方」を知りましょう。
上手に医療機関にかかるために
早めの受診を心がけましょう
日頃から自分や自分の家族の健康に気をつけ、なるべく診療時間内に医療機関を受診しましょう。
症状や程度にあった医療機関を受診しましょう
軽い症状の場合は、まずは「かかりつけ医」を受診し、相談しましょう。夜間の救急外来や救急車は緊急性の高い重症の方の診療・治療を行います。軽症の場合は診療時間内に「かかりつけ医」を受診するようにし、症状や程度にあった医療機関を選ぶように心がけましょう。
お医者さんのかけもちはやめましょう
同じ症状でいくつもの病院を受診し、それぞれに薬をもらうと、薬が効きすぎたり効かなかったり、または悪化することもありますので、まずは「かかりつけ医」を受診しましょう。なお、セカンドオピニオンとして複数のお医者さんに意見を聞くことはこの限りではありません。
定期健診は必ず受けましょう
年に1回は健康診断を受けて、自分の健康をチェックしましょう。
医療機関を探すには?
身近な医療機関やかかりつけ医を探したいときには、「医療情報ネット(ナビィ)」を活用してみましょう。医療情報ネット(ナビィ)とは、住民や患者が医療機関を適切に選択するために必要な情報(医療機能情報)について、インターネットを通じて提供するサービスです。
救急車を呼ぶ?今すぐ病院に行く?・・・福岡県の相談ダイヤルを活用しましょう
急な病気やケガなどで、救急車を呼ぶべきか迷ったときは、まずは慌てずに「福岡県救急電話相談」、こどもの場合は「福岡県小児救急医療電話相談」に電話して、医師や看護師などの専門家に相談しましょう。
福岡県救急電話相談
#7119 (短縮ダイヤル)
医師や看護師などの相談員が、急病や医療機関受診の緊急性などについてアドバイスや相談を行う窓口です。
※つながらないときには、福岡県救急医療情報センター(電話:092-471-0099)に連絡してください。
受付時間:24時間365日(年中無休)
福岡県小児救急医療電話相談
#8000 (短縮ダイヤル)
こどもが休日や夜間に病気になったとき、どのように対処したらよいか、病院を受診したほうがよいかどうかなどを小児科の医師や看護師などに相談できる電話番号です。
※つながらないときには、専用電話番号(電話:092-731-4119)に連絡してください。
平日 | 19時~翌朝7時 |
土曜 | 12時~翌朝7時 |
日祝 | 7時~翌朝7時 |