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初期消火

2019年8月9日

火事を見つけたら!

火事を知らせる人のイラスト
  • 「火事だ!」と大声で家族や近所の人に知らせる。
  • 小さな火事でも119番。当事者は消火にあたり、近くの人に通報する。
  • 出火から5分以内が消火できる限界。
  • 天井に燃え移ったら、あきらめてすぐに避難する。
  • 避難するときは、燃えている部屋の窓やドアは閉める。でも、無理はしない。
  • 水や消火器だけでなく、ふとんをかけて密閉するなど、機転をきかして消火する。でも、無理はしない。

 

 

消火器の使い方

 

1.安全ピンに指をかけ引き抜く

しょうかきのピンをぬくイラスト

2.ホースを外して火元に向ける。

ホースをひもとにむけレバーをにぎるイラスト

3.レバーを強く握って噴射する。

ホースをひもとにむけレバーをにぎるイラスト

 

 消火器の構え方

風上に回り、できるだけ火炎や煙を避けながら消火する。

やや腰を落とし、姿勢をなるべく低くかまえる。

燃えているものにノズルを向け火の根元を掃くように左右にふる。

 

油なべ

水をかけるのは厳禁。消火器で消し、ガスの元栓を締める。

消火器があるとき

油鍋から炎を消火器で消化しているイラスト

なべに向かって噴射し、火が消えたら元栓をしめる。

消火器がないとき

油鍋にふたをかぶせているイラスト

なべに合うふたを手前からかぶせ、元栓をしめる。

あぶらなべにぬらしたシーツをかぶせるイラスト

ぬらしたシーツを一度絞り、なべ全体をおおい、シーツの上から元栓を締める。


注意:火が消えても完全に温度が下がるまでは、ふたやシーツをとらないようにしましょう。

 

カーテン・ふすま・障子

ひのついたカーテンをひきちぎるイラスト

火が燃え上がるときの通り道となるので、天井まで燃え広がる前に水や消火器で消火する。

間に合わなければ、カーテンはレールからひきちぎり、消火する。

 

衣類

人の着衣に火がついて転げているイラスト

衣服に火がついたら、転げ回って火を消す。風呂場の近くに居るときは、浴そうの残り水を頭からかぶるか、浴そうの中にとび込む。

注意:立っていると、火の回りが早くなるので注意しましょう。

石油ストーブ

消火器があれば火元に向けて噴射し、ない時には毛布などをかぶせ、バケツの水を一気にかけ消火する。

注意:火が消えた後も、天板の余熱で再発火するケースがあるので注意してください。

せきゆストーブがもえあがってもうふをかぶせているイラスト

出火から5分以内が消火できる限界です。落ち着いて素早く行動しましょう。
消火器や水だけでなく、毛布など手近なものをフル活用して消火しましょう。

 

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