火事を見つけたら!

- 「火事だ!」と大声で家族や近所の人に知らせる。
- 小さな火事でも119番。当事者は消火にあたり、近くの人に通報する。
- 出火から5分以内が消火できる限界。
- 天井に燃え移ったら、あきらめてすぐに避難する。
- 避難するときは、燃えている部屋の窓やドアは閉める。でも、無理はしない。
- 水や消火器だけでなく、ふとんをかけて密閉するなど、機転をきかして消火する。でも、無理はしない。
消火器の使い方
1.安全ピンに指をかけ引き抜く
2.ホースを外して火元に向ける。
3.レバーを強く握って噴射する。
消火器の構え方
風上に回り、できるだけ火炎や煙を避けながら消火する。
やや腰を落とし、姿勢をなるべく低くかまえる。
燃えているものにノズルを向け火の根元を掃くように左右にふる。
油なべ
水をかけるのは厳禁。消火器で消し、ガスの元栓を締める。
消火器があるとき

なべに向かって噴射し、火が消えたら元栓をしめる。
消火器がないとき

なべに合うふたを手前からかぶせ、元栓をしめる。

ぬらしたシーツを一度絞り、なべ全体をおおい、シーツの上から元栓を締める。
注意:火が消えても完全に温度が下がるまでは、ふたやシーツをとらないようにしましょう。
カーテン・ふすま・障子
火が燃え上がるときの通り道となるので、天井まで燃え広がる前に水や消火器で消火する。
間に合わなければ、カーテンはレールからひきちぎり、消火する。
衣類
衣服に火がついたら、転げ回って火を消す。風呂場の近くに居るときは、浴そうの残り水を頭からかぶるか、浴そうの中にとび込む。
注意:立っていると、火の回りが早くなるので注意しましょう。
石油ストーブ
消火器があれば火元に向けて噴射し、ない時には毛布などをかぶせ、バケツの水を一気にかけ消火する。
注意:火が消えた後も、天板の余熱で再発火するケースがあるので注意してください。
出火から5分以内が消火できる限界です。落ち着いて素早く行動しましょう。
消火器や水だけでなく、毛布など手近なものをフル活用して消火しましょう。