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船頭に篠笛 定住に向け日々精進

2018年8月1日

片野聡

皆さんこんにちは。
地域おこし協力隊の片野聡です。

柳川に来て早くも1年が過ぎました。

最近の大きな出来事と言えば、柳川市観光協会だけでなく、市内2つの舟会社の試験をなんとか合格することができ、船頭として仕事ができるようになったことです。
実際の現場に出てみると体力的な面はもちろんのこと、細かい操船や観光案内の内容など、ベテラン船頭さんの技術のすごさと自分の技量の未熟さを痛感します。
それでも、お世話になっている舟会社の皆さんに本当に良くしていただいているおかげで楽しく仕事と向き合えています。

船頭の仕事の合間に、東京や新潟で観光PRを行ったり、沖端にある北原白秋先生ゆかりのからたちの木の案内板を製作したりすることなどに携わりました。
3月の「雛めぐり舟」では、昨年1年間でやってきたことの総まとめとなる運航となりました。
多くの課題が見つかりましたが、自分なりに工夫をして運航を行うことは、確実に次につながると思います。

製作に関わったからたちの木の案内板 船頭として活動した3月の雛めぐり舟
製作に関わったからたちの木の案内板(左)と船頭として活動した3月の雛めぐり舟(右)

また、私のもう一つの大きな柱となっている篠笛奏者としての活動では、3月に国交樹立25周年の記念イベントで中央アジアにあるカザフスタンとキルギスの2か国で演奏を披露してきました。
キルギスでは、国内最大のホールでの演奏だったものの、リハーサルの途中で停電が起きたり、無線マイクが電波の混線で使えなかったりと、日本では考えられないようなトラブルも多かったですが、それすらも楽しく過ごしてきました。
また、両国では柳川産の海苔もしっかりとPRしてきました。

キルギスの記念イベントで篠笛を演奏
キルギスの記念イベントで篠笛を演奏

柳川に来て2回目の夏を迎え、秋が来れば私の任期も残り半分となります。
地域おこし協力隊の最終目標である「定住」に向けて、自分の足元をしっかりと見極め、独り立ちに向けて動いていこうと思っています。

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