皆さん、こんにちは。
水産振興課長2年目の平川昌之です。
よろしくお願いします。
今回は、「おにぎり」をテーマに2月7日、東京で開催されたおにぎりサミットに参加した事や2月15日に開催された第20回柳川よかもんまつりで振る舞った「おにぎり」についてお伝えしたいと思います。
日本国内はもちろん、最近では海外においても「おにぎりニーズ」が高まる中、昨年2月に東京・大手町で世界初の「おにぎりサミット」が開催されました。
全国から「おにぎり」と関わりの深い具材などを持つ7つの自治体の市長・町長が集結し、調印式を執り行い、サミットが開催されました。
参加自治体は、新潟県南魚沼市(米:こしひかり)、新潟県村上市(鮭:塩引き鮭)、和歌山県みなべ町(梅:南高梅)、愛媛県今治市(塩:伯方の塩)、富山県魚津市(蟹:ベニズワイガニ)、埼玉県深谷市(ネギ:深谷ネギ)、福岡県柳川市(海苔:福岡有明のり)です。
また、7つの自治体の具材を使った究極の「おにぎり」を発表するというイベントも行われたところです。今回は2回目ということもあり、参加自治体も7自治体から11自治体へと増えた中で、それぞれの自治体が地元特産品を使った新しい「おにぎり」を開発し、発表するという企画でした。なお、新しく参加された自治体は、山形県米沢市(米沢牛)、岩手県陸前高田市(牡蠣)、福島県伊達市(伊達鶏)、北海道羅臼町(昆布)、の4つの自治体です。
柳川市では、「柳川産海苔づくしおにぎり」を開発し、今回のサミットにて発表させていただきました。どこの自治体からもおいしくて、珍しい「おにぎり」が発表されました。柳川市の「柳川産海苔づくしおにぎり」は、口どけの良い一番摘みの柳川産「福岡有明のり」をメインにコーディネート、中の具材にはとろとろな一番摘みの佃煮に柳川産辛みそを合わせピリッとした味に仕上げました。また、角切りの佃煮を上に盛り付けていますので食べると口の中一杯に海苔を感じていただけるおにぎりとなっています。会場でも大好評となっていました。
2025年2月7日、東京ミッドタウン八重洲にて、柳川市発表のおにぎり
続きまして、2月15日に開催されました第20回柳川よかもんまつりで「おにぎり」を振る舞ったことについてお伝えします。
東京の浅草におにぎり店として初めてミシュランガイドに掲載された宿六という老舗のお店があります。
その3代目店主の三浦様に「おにぎり」の握り方を指導してもらいました。
教わったのは中村学園大学短期大学部の生徒たちです。
柳川市は、令和元年7月から同大学と食の連携協定を締結させていただいています。
そこで、三浦様から指導していただいた「おにぎり」を中村学園大学短期大学部、仁後ゼミの生徒さんたち8名で350個の「おにぎり」を作っていただきました。
米は新潟県南魚沼産のこしひかりと愛媛県今治市の伯方の塩、具材に新潟県村上産の塩引き鮭と和歌山県みなべ産の南高梅、海苔はもちろん、柳川産の福岡有明のりを使用した究極の「おにぎり」と佃煮入りのおにぎりも振る舞われたところです。
2個300円で販売いたしましたが、即、完売したところです。
購入され、食された方に感想をお聞きしましたが、本当においしいとの声をいただきました。
2月15日に開催された第20回柳川よかもんまつりで「おにぎり」を作っている様子
このように、「おにぎり」を通じて、柳川産の海苔が全国に、また、海外に広まることで、柳川産海苔の販路拡大に繋がれば、柳川市のノリ養殖者、また、それに関連する皆様の所得向上につながるのではないかと思い取り組んでいるところです。
なお、今回、発表した「柳川産海苔づくしおにぎり」は、大和町にある「おむすびや」さんの協力のもと完成した作品です。「おむすびや」さんでは、このおにぎりを期間限定で販売していただける予定です。ぜひ、一度は皆様にも食べていただけると幸いです。また、このような「おにぎり」に興味のあるお店がいらっしゃったら、市公式サイト、または、市水産振興課(℡77-8752)まで連絡を頂けると幸いです。
そして、多くの方においしい「おにぎり」を食していただければと思うところです。
これからも「おにぎり」を通じて関係の深い全国の市町村と共に、柳川産海苔の魅力を発信していきたいと思います。
次回の部課長ブログは総務課長です。