みなさんこんにちは。
大和庁舎市民サービス課長の乗冨英一です。
やっと寒さを感じる季節になってきました。
寒いのはいやですが、寒くなってもらわないと困るのが海苔養殖。
柳川市は海苔の養殖が盛んで、全国でも有数の海苔生産地です。
先日1回目の海苔の入札が行われましたが、とてもいい海苔がとれているようです。海苔が豊作となるためにも、もっと寒くなってほしいと、気持ちは複雑です。
さて、私が業務を行う大和庁舎は旧大和町役場時代の庁舎をそのまま活用しています。昭和41年の建築ですから、私とほぼ同年齢で、老朽化が進んでいます。
庁舎には、平成17年の合併時から産業経済部門の部署と市民サービス課などがありましたが、現在進められている庁舎再編事業の中で、部署の配置が大きく変わろうとしています。
庁舎再編事業では、柳川庁舎の隣の市民会館跡地に増築庁舎を建て、2年後の令和8年度中に大和庁舎内の産業経済部門の部署が柳川庁舎の方へ引っ越すことになっています。
一方、市民サービスの窓口となっている市民サービス課はそのまま残ることになっています。
ここ大和庁舎周辺は生涯学習センターや保健福祉センター、図書館、グラウンド、テニスコート、体育館、図書館、公園、中学校などの公共施設がコンパクトにまとまっている地域です。
しかし大和庁舎をはじめ一部の公共施設は、老朽化が進んでいたり利用しづらかったりしており、今回の庁舎再編事業をきっかけに、市民の窓口サービス機能をもった新たな拠点施設の整備など、大和庁舎周辺の公共施設再編の話もすすみ出しています。
人口減少により過疎地域に指定されている大和地区ですが、この公共施設の再編で、少しでも地域の魅力が高まっていくものと思います。
さて、大和町には55名の区長さんが地域で活躍されています。
市民サービス課は大和町の区長会役員会や研修などのお世話も行っています。
先月は、大和町の区長さんと一緒に佐賀県にある「脊振交流センター」と「佐賀古湯キャンプ」の視察、三井郡大刀洗町のまちづくりを勉強してきました。
「脊振交流センター」は、古くなった神埼市背振支所を解体し図書館や学童保育所、診療所など一つの施設にまとめた拠点施設で、新たな脊振地域の賑わいの場となっています。
「佐賀古湯キャンプ」は、廃校となった小学校を活用して佐賀市が整備したスポーツキャンプの施設です。大和町では来年4月から、地区内6小学校が統合し新たな小学校が開校することから、廃校の活用については大和町にとって大きな課題の一つです。
太刀洗町は、民間会社が行った「街の幸福度ランキング2023」で、九州沖縄の自治体で一位に輝いた町。若者世代を中心に転入が続いており、まちづくりについて大刀洗の区長さんと一緒に意見交換をしてきました。
1階には広々とした吹き抜けの空間「市民ホール」がある「脊振交流センター」
国内外から年々利用者が増える「佐賀古湯キャンプ」。施設内には温泉がひかれた大浴場があります
太刀洗町の区長さんと一緒になってグループに分かれて地域の課題など意見を出し合いました。太刀洗町は「福岡市や久留米市に近い」「近くにに高速道路のインターがある」「自然がいっぱい」なとの地の利もありますが、町の住民に対する「対話」を中心にしたらまちづくりについても大いに参考になるものがありました
これから大きく変わり始めた大和町ですが、今後も区長さんをはじめ地域の皆さんと一緒に住みよいまちづくりについて考えていきたいと思います。
話は変わりますが、大和庁舎周辺には隠れた花の名所があります。
今年の春に写真を撮っていましたので紹介します。
春は庁舎周辺の散歩もいいですよ。
やっぱり早く暖かくなってほしいです。
庁舎南側にある桜の大木とツツジ並木
次回の部課長ブログは税務課長です。