皆さん、こんにちは。
人権・同和教育推進室に異動して3年目になります室長の梅崎福秋です。
人権・同和教育推進室では、人権や同和問題に関する研修や啓発事業などを実施しています。また、人権・同和対策室とも連携して各種事業を行っています。
福岡県や県内各市町村では、毎年、12月4日から10日までを「人権週間」「障害者週間」「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の3つの週間行事として位置付けられています。本市においても各種啓発行事を実施しています。
その事業の一つとして「令和6年度 人権を考えるつどい」を12月15日(日)午後2時から市民文化会館で開催します。
講師に、シンガーソングライターの「玉城ちはる」さんをお招きし、「命の参観日」と題し、歌と講演を行います。
「玉城ちはる」さんは、全国の約170カ所の学校で「命の大切さなど」を中心に講演されています。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
また、7月6日に開催しました「令和6年度人権・同和教育夏期講座」では、西日本新聞柳川支局長の河野潤一郎さんをお招きして「部落差別と水俣病の現場から~取材でみた人権問題~」と題し、講演をしていただきました。その講演の中では、「我が事、自分事として考えることが大切」との言葉が心に残りました。
「部落問題はそっとしておけば、自然になくなる」ことはありません。部落問題解消には、正しく理解し、しっかり学ぶことが必要です。
このため、人権・同和教育推進室では、毎年、「人権学習会」を開催しております。昨年は映画「破戒」の上映や時代背景の説明、今年は、8月に映画「橋のない川」の上映や時代背景の説明を行いましたところ、行政職員や教職員、市民の方など多くの参加をいただきました。少しずつでも部落差別解消が進めばと思います。
最後になりますが、人権・同和教育推進室には、教職員OBである社会人権・同和教育指導員が2名在籍しています。指導員を地域や事業所などで開催される人権研修会講師として無料で派遣しておりますので、お気軽にお問合せください。(TEL77-8842)
校区公民館で6月に行われた人権研修会の様子
次回の部課長ブログは大和庁舎市民サービス課長です。