子育てで悩んだら子育て支援課へ

子育て支援課の小池由希と申します。今年４月に課長を拝命しました。
どうぞよろしくお願いします。

初めての部課長ブログですので、課を紹介します。これはお約束ですね。
子育て支援課は、４係と１施設を管轄していて、全部で37人となかなかの大所帯です。
課員全員、子育てを応援する気持ちを持って、日々、多くの人と接しています。

さて、「子育て支援」のワードがここ数年頻繁に聞かれますが、ネガティブな話題もあり、正直、複雑な気持ちです。
今、ストレスや不安でマタニティブルーや産後うつに苦しむ妊産婦さんが多く、思いつめて何より大切な我が子を傷つけてしまうことがあります。不幸なことにお母さんが自ら命を絶ってしまうこともあり、本当にとても悲しいことです。「子育ては大変で当然」と無理をしていると、出産直後も子育て中も常に睡眠不足で思考が止まってしまいそうになります。特に産前産後はホルモンの変動で情緒不安定に。私自身も、産後しばらくの頃に訳もなく涙が流れて、止まらなかったことがあります。必死で産んだ赤ちゃんを抱いて幸せで、泣きたいわけではないのにです。あれから20年以上経ち、未だに子育ての悩みは尽きませんが、あのときの涙の感覚はまだ覚えています。ですから、今のお母さんたちには子育てを1人で頑張りすぎず、安心して誰かの力を借りてほしいと思います。この世に命を送り出した偉業に誇りを持ってください。そんなお母さんたちをひとりでも多く支え、頼ってもらうために、これからも子育て支援課はできることを探していきます。

最後に、市子育て支援拠点施設「このゆびとまれ」の１スペースをご覧ください。
 

子どもをスタッフに預けてひと眠りできる「ホッと一息おやすみルーム」

何もかも忘れて、ただひたすら眠りたいお母さんのための「ホッと一息おやすみルーム」です。眠っている間、子どもはスタッフが預かります。施設の周りの木々も赤く色づき、手作りの可愛い小鳥がお迎えします。これから冬に向かい、冷たい風が吹き始めても、スタッフが待つ部屋はいつでも暖かいですよ。ぜひ足を運んでみてください。

葉が赤く色づいたこのゆびとまれ周辺の桜の木

このゆびとまれ受付にある小鳥