皆さん、こんにちは。
都市計画課長の目野隆広です。よろしくお願いします。
令和2年度からお知らせしてきた夜間景観の取り組みは、今年度までに12のシーンのうち11のシーンが完成予定のため、今回が最後です。
夜の柳川をさらに魅力的にその1、その2
これまでの取り組みを振り返ってみますと、令和元年度に市民ワークショップ(柳川照明探偵団)を開催して、夜間景観基本計画をまとめました。令和2年度には、柳川城水門と弥兵衛門橋の2カ所で、仮照明の社会実験を行って、地域の人々などから意見をいただきながら設計しました。
令和3年度は、この2カ所の工事に着手し、引き続き、御花北門や檀一雄文学碑付近の照明の社会実験を行いました。令和4年度はヒアリングの結果を反映して工事に着手しています。
4年間という長い時間の中で、多くの市民の皆さんから意見をいただきながら設計に反映し進めてきました照明の整備も、いよいよ今年度末には沖端水天宮周辺地区を除き完了予定です。ご協力いただきました皆さんに、この場をお借りして御礼申し上げます。
また、川下りコースの夜間景観がどう変わったか、興味のある人はぜひお散歩がてらご覧ください。
全体整備図
鋤先土居整備イメージ
中堀整備イメージ
夜間景観といえば、皆さんマジックアワー(マジックタイム)というのをご存知でしょうか。写真愛好家の人はご存知かと思いますが、日没後や日の出前の数十分間だけ見ることができ、夕方だと空が桃色や紫色に染まり時間とともに紺色へと変化する時間帯のことです。その中には、ブルーモーメントという、良く晴れた日の暗くなるほんの少し前に見ることができるもうひとつの魅力的な時間があります。
写真愛好家の皆さんの間では、ベストショットが生まれる時間帯としても親しまれているそうです。
柳川の夜間景観を見ていただく前に、こうした自然の変化も一緒に楽しまれてみてはいかがでしょうか。
話は変わりますが、昨年くらいから市役所柳川庁舎の警備員控室の西側に、夏ごろになるとアスファルトの隙間からユリ?が育っているのをご存知でしょうか。
去年は、残念ながら花が咲いたときに切られてしまったようですが、今年は警備員さんの献身的な保護もありきれいな花を咲かせていました。
一時期はやった「ど根性○○」のように、ちょっとした隙間からでも頑張ってきれいな花を咲かせている姿に「元気と癒やし」をもらいました。(警備員さん、ありがとうございました。)
ぜひ来年も元気に花を咲かせてもらいたいと期待しています。
次回の部課長ブログは消防本部予防課長です。