皆さん、こんにちは。水道課長の田中安幸です。
今回は、水道管の漏水についてお話します。
水道管を新しく布設したときは、水圧テストを行うため、すぐに漏水することはありませんが、やはり、布設後長い年月が経過すれば漏水が起きやすくなります。一旦漏水しだしたら自然に漏水が止まることは無く、だんだんひどくなります。
水道漏水箇所
配水管は通常道路内に布設しているので、天気がよく路面が乾いているときに道路に水が浸みていたり、水がいつも溜まっていたりするときは地下の水道管が漏水しているかもしれませんので、この場合はお手数ですが水道課へご連絡ください。職員が現地調査をします。
また、ご家庭でも家の周りを見て、水が長期間溜まっている場所などがあれば注意が必要です。ご家庭内で漏水しているかの確認は、家の中の蛇口を全部しめて、水洗トイレ使用など水道の使用がないことを確認の上、水道メーターの中の水が流れていると回るパイロットを見ると分かります。水道を使用していないのにパイロットが回っているときは、メーターから家側のどこかで漏水していると思われるので市の水道指定工事店(内部リンク)へ修理を依頼してください。
ご家庭の水道管が漏水していた場合は、本市が指定している水道指定工事店ならばどこに修理依頼(修理費は個人負担)をしてもいいですが、早急に修理することをお勧めします。漏水しているということは、使用していなくても水道料金がかかります。原因にもよりますが、突然に水がほとんど出なくなることもあるので注意が必要です。
次に、本市の水道の漏水修理体制についてお話します。配水管や給水管は道路内などに布設していますが、やはり長い年月を経過すると管に不具合が生じ漏水が発生しやすくなります。特に配水管が破裂し漏水となった場合は、道路から水が噴出し危険な状態になることから、緊急修理体制を整えています。
この緊急修理体制は、24時間体制で修理対応をとっています。漏水の連絡があれば、水道課職員と修理当番業者が現地調査を行い、緊急修理が必要か否かを判断し、緊急工事が必要であれば警察等関係機関へ連絡し、緊急修理を行います。道路などで漏水を発見されましたら水道課(電話番号:0944-77-8594)もしくは時間外であれば市役所代表電話(電話番号:0944-73-8111)へ連絡をお願いします。漏水状況などにより後日修理という対応もしています。
道路での漏水
修理完了
復旧完了
ここまで水道の漏水についてお話しましたが、水道の安定供給のためには維持管理が重要です。皆様のご理解とご協力をお願いします。
来週の部課長ブログは財政課長です。