藤吉風浪宮棟札

種別

有形文化財

所在地

柳川市三橋町藤吉風浪宮

棟札は神社や寺院などの建造物の増改築に際し、増改築の理由や建築年月日、建築者や世話人などの名前を記し、無ナビに打ち付けたり、くくりつけたりする木の札です。風浪宮の棟札は、昭和58年（1983）の神社の大改修に際し開示されたものです。天文16年（1547）から昭和3年（1928）までの6本の棟札が残されています。この中で、特に貴重なものは天文16年の棟札です。銘文には柳川城を築いた蒲池鑑盛（かまちあきもり）が風浪宮の惣領主となり、蒲池鑑憲（かまちあきのり）が願主となり神社の改修を行ったと書いてあります。