秋祭風流・仁寿平

種別

無形民俗文化財

所在地

柳川市大和町豊原野田日吉神社

野田の日吉神社では、10月の秋祭りに、風流（ふうりゅう）・ドンキャンキャンと仁寿平（にんじゅべい）が奉納されます。風流・ドンキャンキャンは、小獅子（こじし）の装束（しょうぞく）を着た3人の子どもと、赤鬼・青鬼に扮（ふん）した青年が、太鼓や鉦（かね）に合わせて舞い踊ります。仁寿平は、挟箱（はさみはこ）や毛槍（けやり）を担（かつ）いだ大名行列をまねた伝統芸能で、正徳3年（1713）の大風水害の折、決壊した堤防修復のため人柱（ひとばしら）にたった、野田の庄屋万風八十吉（まんぷうやそきち）夫妻を慰霊（いれい）するために始まったといわれています。