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短刀銘 吉光

2020年6月2日

 

短刀銘 吉光(よしみつ)

1口 / 附腰刀拵(こしがたなこしらえ)
[種別]国宝(工芸品)
[指定]昭和28年11月14日
[所在地]福岡県柳川市新外町1-1 公益財団法人立花財団 立花家史料館

概要

 吉光は鎌倉時代中期に京都粟田口(あわたぐち)に住んでいた名工で粟田口藤四郎と称し、藤四郎といえば吉光を意味するほどであったといいます。

 立花家伝来のこの短刀は、筑前の国粕屋郡立花山に居城した大友近江守貞宗の男(むすこ)、立花左近将監貞載が足利尊氏に従って上洛し、建武3年(1336)正月京都東恫院揚梅ヶ辻で、敵の大将結城大田判官親光と引き組んで重傷を受けながらこれを討ち取った賞として尊氏から賜ったものといわれており、立花家累代の家宝として伝えられています。

 

 

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