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立花家文書

2020年6月2日

立花家文書(たちばなけもんじょ)について

立花家文書9,113通 / 附文書箱3棹

柳河藩立花家文書5,511通 / 附柳河藩史17冊 / 舊柳河藩誌100冊

[種別]重要文化財(書籍)

[指定]平成16年6月8日

[所在地]福岡県柳川市隅町71-2 柳川古文書館

概要

 立花家文書は、近世を通じて柳川藩主をつとめた立花家に伝来した古文書群で、室町時代から明治時代にかけての約14,600通の古文書を含んでいます。

 このうち、立花家文書は藩確立期からの藩政資料を中心とした文書群で、刀狩令や海賊停止令を始めとする豊臣秀吉からの文書や、検地や家臣団に関する文書、有明海の干拓に関する文書などが残されています。

 柳河藩立花家文書は日記・記録類を中心とする文書群で、大名家の日常生活を具体的に記す用人日記や奥日記、家臣からの伺・届出、参勤交代や手伝普請など幕府との関係を記録した資料などが残されています。

 これらは、元は立花家に一括して伝来した古文書群で、江戸時代における十万石の大名家文書として典型的な質と量を備えており、近世幕藩体制を研究するうえで基準となる史料です。

 

 

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