背景色
文字サイズ

ふりがなをつける

ここから本文です。

剣銘 長光

2020年6月2日

 

剣銘 長光(ながみつ)

1口
[種別]重要文化財(工芸品)
[指定]昭和25年8月29日
[所在地]福岡県柳川市新外町1-1 公益財団法人立花財団 立花家史料館

 

概要

 長光は文永(1264-75)~鎌倉中期に備前長船(おさふね)にいた名工です。

この剣は、天正9年(1581)に筑前岩屋城主高橋紹運の長子弥十郎統虎(後の宗茂)が、立花城主戸次鑑連(道雪)のもとへ養子となって出立する時に、父紹運から与えられたものです。

 紹運は、「養子に行くからには紹運を父と思ってはならない。万一道雪公(鑑連)から義絶されたときはこの剣で自害せよ」と厳しく諭して手ずからこの剣を与えました。それ以来、宗茂はこの剣を寸暇も肌身離さなかったといいます。

 

 

ページトップへ