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カササギ生息地

2016年4月5日

かささぎとは

カササギ

[指定区分]国

[種別]天然記念物

[指定]大正12年3月7日

[所在地]佐賀県、福岡県(久留米市、柳川市、大川市、筑後市、みやま市、大木町)

 

カササギ2

 

概要

 カササギは分類学的にはカラス科カササギ属に属し、北半球に広く分布している鳥です。日本では長崎県北部から佐賀県、福岡県南部、熊本県北部にかけての主に有明海沿岸を中心に生息しています。小型のカラスに似た形態で、頭部から背部にかけては青みを帯びた光沢のある黒色、胸から脇にかけては白色の美しい鳥です。樹上に小枝や草の茎により球形の巣をかけ、3月から4月にかけて繁殖します。カササギは雌雄が共同で巣作りをし雛を育て、雛はふ化から30日ほどで巣立ちします。

 「カチカチ(勝ち勝ち)」という縁起がよい鳴き声から豊臣秀吉の朝鮮出兵に従軍した立花宗茂が持ち帰ったと伝えられ、別名「カチガラス」や「コウゲ(高麗)ガラス」と呼ばれています。

 

 

 

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