市では、造血細胞移植(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植)の後に、医師が必要と認めた予防接種を再接種する場合、再接種費用の一部又は全額、助成を受けることができます。
再接種費の助成を受けるためには、予防接種を受ける前に市の認定を受ける必要がありますので、希望される人は必ず接種を受けられる前に健康づくり課健康係(電話 0944-77-8536)までご相談ください。
なお、市の認定を受けずに自己負担で接種された場合については、予防接種の費用の還付制度はありませんので、ご了承ください。
助成対象者
次のすべてに該当する人
(1)造血細胞移植により、移植前に接種した予防接種ワクチンの免疫が低下又は消失したため、再接種が必要と医師が認める人
(2)交付申請をする日及び接種日時点で、柳川市内に住民登録のある20歳未満の人
(3)令和5年4月1日以降の再接種であること
予防接種の種類
B型肝炎 | MR(麻しん・風しん混合) |
ヒブ | 日本脳炎1期・2期 |
小児用肺炎球菌 | 五種混合(ジフテリア、破傷風、百日せき、不活化ポリオ、ヒブ) |
四種混合(ジフテリア、破傷風、百日せき、不活化ポリオ) | 三種混合(ジフテリア、破傷風、百日せき) |
二種混合(ジフテリア、破傷風) | ポリオ |
水痘 | BCG |
子宮頸がん予防(HPV) |
助成対象となる予防接種(ワクチン)
次の要件にすべて該当するもの
(1)予防接種法第2条第2項で定められた疾病にかかる予防接種
(2)予防接種実施規則の規定に基づくワクチンであること
(3)造血細胞移植前に定期予防接種で受けた予防接種のうち、再接種が必要と医師が認める予防接種
助成内容
柳川市から認定を受けた予防接種の再接種にかかる費用を助成します。
ただし、「再接種に要した額」と「再接種を受けた年度において、柳川市と一般社団法人柳川山門医師会との間で契約した定期予防接種委 託料の額」のいずれか少ない額を助成します。
申請の流れ
(1)認定手続きをする
・再接種前に認定手続きが必要です。事前に健康づくり課健康係までご相談ください。
手続きの際は以下の書類をすべて提出してください。
1. 柳川市造血細胞移植後定期予防接種ワクチン再接種費用助成対象認定申請書(様式第1号) (PDF 75KB)
2. 柳川市造血細胞移植後定期予防接種ワクチン再接種費用助成認定に係る意見書 (様式第2号)(PDF 96KB)
3. 母子健康手帳など造血細胞移植前の定期予防接種ワクチンの接種記録が確認できる書類の写し
4.被接種者の健康保険証など本人確認がとれる書類
(2)認定後、予防接種を受ける
・認定された場合、「柳川市造血細胞移植後定期予防接種ワクチン再接種費用助成対象認定通知書」を交付します。
※審査の結果、不認定になる場合があります。
・上記の認定通知書を持参し、医療機関にて再接種を受けてください。予防接種に係る費用は一旦実費でお支払いください。
(3)払い戻しの手続きをする
・払い戻しの手続きは、認定通知書交付の際、お知らせいたします。
助成金交付申請後、審査の結果該当となった人には、交付決定通知後、指定の口座に助成金を振り込みます。
※申請の結果不承認になる場合があります。