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前立腺がん検診

2016年2月29日

  前立腺がんとは

前立腺は男性だけにあり、精液の一部をつくっている臓器です。
前立腺がんの罹患率は65歳前後から顕著に高くなります。近年の高齢化や食生活の欧米化等の影響により、患者数が急増しています。

前立腺がんは早期に発見すれば手術や放射線治療で治癒することが可能です。また、比較的進行がゆっくりであることが多いため、かなり進行した場合でも適切に対処すれば、通常の生活を長く続けることができます。

早期の前立腺がんには特徴的な症状はみられません。
しかし、同時に存在することの多い前立腺肥大症による症状、例えば尿が出にくい、尿の切れが悪い、排尿後すっきりしない、夜間にトイレに立つ回数が多い、我慢ができずに尿を漏らしてしまうなどがみられる場合があります。


前立腺がんが進行すると、上記のような排尿の症状に加えて、血尿や骨への転移による腰痛などがみられることがあります。
腰痛などで骨の検査を受け、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移がきっかけとなって発見されることもあります。

このため、自覚症状がない段階からの定期的な検診が重要です。

柳川市では、50歳以上の男性の市民を対象に、前立腺がん検診を実施しています。早期発見・早期治療のために、ぜひ、受診しましょう。

 

  前立線がん検診(血液検査)

血液検査により、前立腺特異抗原(PSA)検査を行います。

PSAは、前立腺がんになると血液中に増加する物質であるため、PSA値が高いほど前立腺がんが疑われます。
ただし、PSA値が高ければ、必ずがんであるというわけではありませんし、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないということにもなりません。
あくまでも、前立腺がんを発見するきっかけとなる一つの指標です。

 

 

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