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大腸がん検診

2021年8月18日

 

大腸がん検診(便潜血検査)の方法

がんやポリープなどの大腸疾患があると、大腸内に出血することがあります。この検査は、その血液を検出する検査です。便潜血検査が陽性になった場合には、その原因を明らかにするために、精密検査を受けることが必要です。病変から常に出血しているとは限りませんので、陽性になったから精密検査の代わりに、と便潜血検査を再度行うことは意味がありません。きちんと精密検査を受けることが大事です。
全大腸内視鏡検査と比べて検査精度は劣りますが、安全、簡単、安価で、一度に多くの検査が実施可能であるなど、検診方法として非常に優れた特徴があります。また、最も信頼性の高いRCT(無作為化比較対照試験)で効果がきちんと証明されています。

男女ともに、40歳以上は年に1回、大腸がん検診を受けましょう。

 

大腸がんの部位別頻度

大腸がんの部位別頻度

 

大腸がん検診の精密検査

便潜血検査では、約7%が「精密検査が必要」という判定を受けます。この場合、必ず精密検査を受けることが求められます。精密検査の方法は何種類かありますが、全大腸内視鏡検査が基本です。

 

全大腸内視鏡検査

精密検査として第一に推奨される方法です。内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの大腸の全部位を撮影し、がんやポリープなどの病変がないかを確認します。検査を受ける前には、担当医から検査の準備と内容について説明を受けてください。

 

 

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