先般、柳川市内のセルフガソリンスタンドにおいて、ガソリンを給油中に給油口付近から火炎が生じる事案が発生し、給油設備と車の一部が焼損しました。
ガソリンは揮発性が高い液体で、揮発した蒸気は空気より重いため低所に滞留しやすく、また非常に引火しやすいため小さな火源で(静電気や衝撃の火花でも)火が付く危険があります。
スタンドでは従業員(監視者)により安全確認が行われていますが、安全に給油するためドライバーの皆様も次の事項に注意してください。
1.エンジンは停止してください
必ずエンジンは停止し、給油作業中には同乗者、特に子どもが近づかないようにしてください
2.車両にあった油種を選択します
レンタカーなど自家用車以外に給油する場合は、必ず給油する油種を確認しましょう
3.静電気除去シートにタッチします
静電気除去シートに素手で触ることで、体に溜まった静電気を取り除きます
4.正しい手順で給油しましょう
給油ノズルは奥まで差し込み、自動停止後は継ぎ足さないでください
携帯電話を操作するなどの「ながら給油」は事故の元です
5.給油キャップの閉め忘れに注意してください
給油ノズルを元の位置に戻し、給油口キャップを確実に閉めてください
「全国危険物安全協会」の注意喚起パンフレットもご確認ください。