みなさん、こんにちは。
地域おこし協力隊の阿部です。
今日はJA柳川直売所の「ふれ愛の里」をみなさんにご紹介します。
西鉄大牟田線蒲池駅から徒歩5分、蒲池中学校の近くにあります。
外観はこんな感じで、いたって質素です。
入り口の前には、今が旬のミズイモがずらっと並んでいます。
皮をむいて湯がいて食べるのが定番とのことですが、
ググってみると、ミズイモ=田芋と出てきました。
お?これは沖縄でよく食べる田芋(ターンムとも)と同じということ?
ということは、ボクの大好きなドゥルワカシとかドゥル天も作れるということ。
茎もいいけど、芋の部分がぜひ食べたいなあ。
ミズイモの向かい側には巨大なカボチャが鎮座していました。
買い物カゴの大きさと比べてください。
絶対に一人では持ち上がらないこのカボチャ、1000円です!
店内の様子です。昼下がりと言うこともあって、今は空いている時間帯のよう。
店の方にお聞きすると、いちばんお客さんが多いのは開店後の朝とのこと。
みなさん、収穫したばかりの野菜を求めに来るんですね。
いろいろな野菜が売られていますが、どれも畑から来たばかりのフレッシュなものばかり。
こちらはウリのコーナー。
ウリを見るとつい早口言葉を思い出します。
うりうりがうりうりにきてうりのこしうりうりかえるうりうりのこえ
(瓜売りが瓜売りに来て売り残し売り売り帰る瓜売りの声)
柳川のジャガイモって有名ではないけど、本当に美味しいですよね。
あるとつい買ってしまいます。
取材しているときに偶然、知り合いの農家さんが赤たまねぎの納品にいらっしゃいました。
生食向きということなので、スライスして鰹節をのせてポン酢をかけて今晩いただきます。
その農家さんに少しお話を伺いました。
野菜の価格は農家さんが決めて、それをここで委託販売します。
そして、売り上げからお店に手数料を支払って、残りが農家さんの収入となります。
JAに共販として出す分と直売所で売る分とは別なのだそうです。
共販に出すことによってスケールメリットが生じ、また販路が確保できるのは大きいのですが、
出荷の時にいくらになるのかが分からないというのは農家さんにとっては不便でしょう。
その点では、直売所の場合、いくらになるのかがあらかじめ計算できるのは利点ですね。
東京の皆さん、見てください!
獲れたての巨峰が一房300円です!!
しかも、柳川の巨峰は潮風というストレスを受けるため非常に甘くなります。
東京に住んでいたらこの値段でこんなに美味しい巨峰は食べられませんね。
みんな、早く柳川に引っ越して来てください!
平飼いと自家配合の餌で育てた卵も販売しています。
うーん、朝の卵かけごはんが一段とグレードアップしそう。
生鮮品の他に加工品も美味しいものがたくさん揃っています。
こちらはJA女性部の方々の手作り味噌。
こういう毎日使うものが美味しいと、毎日幸せな気分になりますね。
前回のブログで「まめマヨ」のPRをしましたが、それ以外にも素敵なものがたくさんあります。
「ご馳走ソース」は柳川産の野菜をたっぷり使った万能ソース。
ドレッシングにも炒め物にもばっちりです。
レシピの例はこちらをご覧ください。
http://www.yanagawa-fk-ja.or.jp/kakouhin/gotisou_source
JAではありますが、さすがに柳川。
漁協女性部の手による海苔も販売しています。
これはかなりグレードが高そうな一品ですね。
そして、柳川産の小麦粉を使用して焼いたパンコーナーもあります。
お昼を過ぎているので、品数が少ないのがちょっと残念。
こうした食品以外の製品を扱うコーナーもあります。
手作りの腕カバーが売られているなんて、さすがにJAの直売所ですね。
お店の方におたずねすると、今は野菜の品数が少なめでちょっと寂しい感じですが、
大根や白菜のシーズンになると並べきれない野菜があふれてしまうそうです。
人気の品は、やはり旬の野菜で、今ならミズイモや巨峰とのこと。
それ以外には、イチジクを使った製品は年間を通してよく売れるそうです。
柳川市のいわゆる中心からは離れた立地なのですが、
県道に面していて交通量もあり、お客さんはほとんど車で来店するので問題はないとのこと。
ただ、看板が目立たないのか、一度通り過ぎてしまう方が少なくないのだとか。
近隣の市町村にある道の駅のような派手さはありませんが、とても楽しい買い物ができました。
みなさんも柳川にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
JA柳川直売所「ふれ愛の里」
福岡県柳川市金納552-1 電話0944-74-2025
年中無休(盆、正月を除く) 9:00~18:00