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これが「がた焼き」!

2015年5月18日

みなさん、こんにちは。

柳川市地域おこし協力隊の阿部です。

 

しばらくブログの更新ができなくて申し訳ございませんでした。

少し前の内容になりますが、お読みいただければ幸いです。

 

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 「2015年春の水郷柳川ゆるり旅」のプログラムの一つ、

「有明海の潟で陶芸&柳川野菜を食べよう!」に参加しました。

 

素焼きの陶器に、自分の好きな図柄をデザインして、

有明海の潟で作った釉薬(ゆうやく・うわぐすり)をかけます。

潟で作った釉薬を使うから、その名も「がた焼き」。

なんとも言えない深みがあり、味わいのある器が生まれます。

 

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当日は、まず先生の作られた「がた焼き」作品の窯出しからスタート。

今回の講座の先生は松岡誠悟さん。

備前焼の陶芸家ですが、さまざまな陶器に対して大変造詣の深い先生です。

 

この窯は、なんと手作りのもの。

写真をよくご覧ください。

陶器の右側の方が白くなっているのが分かりますか?

これは窯の右側から灰が飛んでかかっている部分が白くなっているのだそうです。

この模様はあくまでも偶然の産物。

だからこそ、窯出しの瞬間は楽しみでもあり、緊張もします。

今回はなかなかいい出来だったようですよ。

うーん、このカップで珈琲を飲んでみたい! 

 

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先生の作品を見て、目の保養をした後いよいよ絵付けスタート。

ろくろの使い方を先生から教わります。

それにしても背筋が伸びて、とても姿勢がいい!

凜としたオーラが先生から発しています。

 

先生の真似をして、私もろくろを使って模様描き。

お世辞にもいい姿勢とは言えなかったので写真はありません。

お恥ずかしい限りです。

それでも、模様はなんとか上手に描けました。

 

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内側はこんな図柄にしてみました。

私の頭の中にある有明海の眺めです。

手前はむつごろうのつもりですが、いかがでしょうか?

 

これに潟で作った釉薬をかけて、窯で焼き上げて完成となります。

果たしてどのような仕上がりになるのやら。

とても楽しみです。

 

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ちなみに、こちらが先生の用意した潟。

このように干した潟を溶かして釉薬を作ります。

それだけであのような味のある色が出せるなんて、自然とは本当に素晴らしい!

 

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後半は、この石窯を使って、柳川野菜を焼きます。

考えただけで美味しそう! 

しっかり内側まで火が入るので、素材の旨さが最高に引き出されます。

 

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素材の持ち込みもOKだったので、私は蕾菜を持ってきました。

これが大当たりで、抜群の風味。

あとはジャガイモが絶品でした。

 

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石窯と言えばピザを焼かなくては。

笑ってしまうほどの美味しさなのですが、言わなくても伝わりますよね。

うん、これは間違いない!

 

最高に楽しかった「がた焼き&柳川野菜」プログラム。

お世話になった松岡先生、奥様、お嬢ちゃん。

さいふやマスター、女将さん、本当にありがとうございました。

 

悔やまれるのは、参加者の数が少なかったこと。

前のブログに書いた「くもで網」プログラムも同じでした。

「水郷柳川ゆるり旅」は素晴らしいプログラムばかりなので、

ぜひもっと多くの方に参加してもらいたいものですね。

みなさんもぜひ次回は参加して楽しい時間をお過ごしください。

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