皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊の福永です。
地域おこし協力隊として柳川に移住し1年と1か月が経ちました。
私は観光課に所属し、柳川産の海苔のブランディングや海苔商品の企画・開発を行っています。
どうすれば観光資源として海苔をより生かしていくことができるのか日々考えています。
現在、海苔商品の試作品作りなどを行いながら、海苔の歴史や栄養、料理なども含めて、さまざまな角度から海苔についての勉強をしています。
海苔の可能性には日々驚きの連続です。
最近、私は柳川の人によく聞くことがあります。「柳川市の海苔の生産量は日本で何位か知っていますか?」と。今まで1人も答えられた方はいません。「4位かな」と答える方が多いです。(注釈 正解は最後に)
福岡市内に行く機会も多く、そこでも同じ質問をします。
何位どころか、福岡県に有明海があることすら知らない方がたくさんいます。
これはネガティブなことではなく、知らない人が多いことはむしろ、たくさんの人に知ってもらえるチャンスです。
「驚きから感動を生む」を目標として日々活動をしています。
活動を通じて、柳川産の海苔を多くの人に知ってもらい、海苔の情報が付加価値として認められること、今までなかった新しい海苔商品を作ること、今年の海苔シーズン中に少しでも成果を出すため、いろいろなことに挑戦しています。
昨年の広報やながわ5月1日号で「点と点をつなぎ面にする」ということを書きました。
私の中で海苔は、中心的で大きな「点」です。
地域おこし協力隊として任期も残り1年11か月。
海苔を中心に、いくつかの「点」をつなぐことになると思いますが、大きな面にするには皆さまのご理解と協力が必要です。
皆さまの所にお願いに来た際はよろしくお願いします。
(注釈 柳川市の海苔の生産量は全国2位)
福岡県出身のコメディアン小松政夫さんとコラボ開発した商品
朝倉市への復興支援で福岡有明海漁連が行った海苔の寄贈に同行
海苔の種付けを視察