柳川市の教育　～中学校区スタンダードへの協力を～

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。

教育長の沖毅です。

 

 

 

市としての大きな課題は、次世代を担う人材の流出、人口の減少にあります。義務教育の力だけではどうにもならない側面もありますが、少しでも、その課題を克服するためには、将来、柳川で活躍してくれる子ども、また、柳川への想いを忘れずにいてくれる子どもの育成が柳川の義務教育の使命となります。その使命を果たすために、柳川市教育委員会は、学力を身につけ、郷土を愛する子どもの育成を目標としています。校長会と連携しながら取り組んで参りました。教育の不易の部分を重視した視写活動や学習ノートの工夫、教育課程の管理（週案の有効活用）、郷土学習の充実（水郷柳川の教材化）など、また、今日的な課題であり教育の流行の部分である特別支援教育の充実、ICT教育の推進、外国語活動の充実などに、各学校は、重点目標を観点とした経営構想に位置づけ、軽重をつけて取り組んできました。
そういう中、昨年度は、中学校区スタンダードを各中学校区6中学校区で作成し全家庭に配布しました。中学校区スタンダードとは、各中学校区で決めた地域・家庭・学校で共通して目指す子どもの姿のことです。作成したのは、地域・家庭・学校が連携し協力したらもっと効果が上がると考えたからです。残念ながら、昨年度は、コロナ禍で地域や家庭の皆さんに趣旨や内容を説明し、具体的に取り組むことができませんでした。本年度は、積極的に取り組んでいこうと思っています。まずは、さまざまな会合などで、各学校の校長先生が説明して行く予定です。柳川市の子どもたちを地域・家庭・学校で協力して育てていきましょう。

  

 中学校区スタンダード（柳城中校区）

 

 

次回の部課長ブログは市民部長です。