ご存じですか。出納整理期間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆さん、こんにちは。

会計管理者兼会計課長の白谷通孝です。
会計課2年目となります。よろしくお願いします。

 

 

市役所の会計年度は4月から3月までとは皆さんもご存知のことだと思います。

これは法律にも明記されていて、実際に「会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わるものとする。」と地方自治法に書かれています。

 

しかし、市役所では5月31日までは旧年度予算の収入や支出を行っていることをご存知でしょうか。

例えば、市道の補修工事が3月下旬に完成したとします。工事請負業者さんから3月31日に工事代金の請求書が市役所に届いても、その日のうちに支払うことは現実的に不可能です。どうしても工事代金の支払いは4月になります。4月であっても旧年度中の契約で3月31日までに完成した工事であれば、旧年度の予算から支払います。当然のようですが、これも前述の会計年度の定めと別に「普通地方公共団体の出納は、翌年度5月31日をもって閉鎖する」と法律で定められているからできることなのです。

 

話がややこしく長くなりましたが、要は毎年4月1日から5月31日までが出納整理期間と呼ばれる期間で、同時に新旧年度の伝票を処理するこの時期が会計担当の一番の繁忙期間となります。

 

今年も会計課では、年度末と年度初めに作成される大量の収入・支出伝票の審査を始め、膨大な事務を処理しました。今はホッとする間もなく令和元年度決算書の作成にとりかかかっているところです。決算の内容は、9月の市議会の議決を経て、広報紙で市民の皆様に公表・報告いたしますので、ご覧いただきますようお願いします。

 

 

毎年11月の広報紙で前年度の決算を報告

（画像をクリックすると平成30年度決算報告のPDFファイルが開きます; 1152KB) 

 

 

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が5月14日に解除され1カ月程たち、朝の通勤時に、子供たちの通学する姿が戻ってきました。大きなランドセルを背負い、笑顔で歩く元気に登校する小学生、ヘルメットを被り自転車で通学する中学生、大きな鞄を自転車に載せた高校生。また、交差点や横断歩道で子供達の通学路の安全を見守る地域の方々や保護者の皆さん、制服姿の交通安全協会の方など。

 

緊急事態宣言による学校の休業中は、通学する子供達の姿もなくとても寂しい通勤風景でしたので、日常のすべてが元に戻ってはいませんが、少しうれしい気持ちで通勤しています。

 

 

来週の部課長ブログは、人権・同和教育推進室長です。