朝晩肌寒さを感じ、ようやく秋めいてきました。
消防本部1部消防課長の樽󠄀見雄一朗です。よろしくお願いします。
今年は元日から能登半島地震から始まる災害の多い年になったように感じます。
最大震度7という大きな地震が発生し、石川県や富山県、新潟県併せて死者400人を超える被害が発生しました。また、奥能登では9月に豪雨による大きな被害が発生し、復旧のめどが立っていないようですし、まだ多くの方が避難所での生活を余儀なくされています。1日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
また、ちょうど100年前の1923年9月1日、東京や神奈川を中心とする関東大震災が発生しました。震災の影響で火災が発生し、10万人以上の方が亡くなられ、6割の住宅が破損しました。
自然災害を予防することはできませんが、備えることはできます。今一度ご家庭の準備について家族と話されてみてはいかがでしょうか。
さて、今年も令和6年度秋の全国火災予防運動が11月9日から15日まで実施されます。
これに先立ちまして、消防署では北九州市の商店街の火災を教訓に沖端地区及び中島地区の商店街の防火指導を実施しました。商店街に限らず建物の密集した地区ではいったん火災が発生すると火災が拡大するおそれがあります。
住宅火災による死者数は火災による総死者数の約7割を占めています。ご家庭でも消火器や住宅用火災警報器を設置しましょう。
(商店街防火指導の様子)
話は大きく変わりますが、秋といえばスポーツの秋、読書の秋、食欲の秋と楽しみなことが目白押しです。
これを書いているときがちょうどプロ野球日本シリーズの真っ最中で、我が福岡ソフトバンクホークスが2戦先勝し福岡へ帰ってきます。大いに盛り上がっていきたいと思います。
少しずつ寒くなっていきますので、皆さん健康には十分注意しましょう。
次回の部課長ブログはDX推進課長です。