皆さんこんにちは。農政課長の木原です。農政課長3年目となります。引き続きよろしくお願いします。
本格的な梅雨に入り、先週から田植えが始まりました。田植えが終われば7月には大豆の播種(はしゅ)が始まります。まだまだ農繁期は続きます。農家の皆さん大変ご苦労様です。
ところで、農政課の担当業務は、その名のとおり農業の振興に関することが主なものですが、柳川市緑づくり推進協議会の緑の募金も担当しています。
緑の募金は、今年も4月から6月にかけて、家庭募金や職場募金、中山大藤まつりでのキャンペーンで多くの皆様から募金を寄せていただきました。ご協力ありがとうございました。
それで普段何気なくご協力されている人も多いと思いますので、緑の募金について少しご紹介をしたいと思います。
緑の募金は、1950(昭和25)年から緑の羽根募金が始まり、1995(平成7)年戦後50年を契機として「緑の募金法」が制定され、「緑の募金」を通じたボランティアによる森林づくりが進められてきました。企業、地域、学校、職場から善意の寄付を募り、森林ボランティアやNPOなどを通じて国内外の森林づくりや人づくりをはじめとしたさまざまな取り組みをされることとなっています。
柳川市緑づくり推進協議会では、行政区や公民館を通じた家庭募金や職場募金などにより毎年500万円程の募金が寄せられています。
そして、この募金の浄財と県水源の森基金や柳川市の補助金を財源に、地域の緑化事業として行政区や公民館、学校、各種団体などの花植え・植樹の緑化活動や、柳川市民の森の保全活動が行われています。
令和5年度は、公共施設植樹事業として公共施設などへの植樹を10ヵ所で延べ212本、緑化活動助成事業として、学校や公共施設、街路の緑化帯など93ヵ所で延べ47,804株の花苗の植え付けが行われました。
緑化活動花植えの様子
また、柳川市民の森の保全活動は、平成17年に矢部川上流域の八女市と下流域の柳川市で、柳川の掘割及び有明海の保全のために矢部川上流の森林を健全化することを目的に始まりました。八女市矢部村の市有林(約0.79ha)を「柳川市民の森」と名付けて、柳川市のボランティア団体や一般市民の参加者を募り、モミジ、ケヤキ、ヤマザクラなどの広葉樹の植樹や下草刈りなどの活動に取り組んでいます。昨年は柳川市・八女市から合わせて48人の参加がありました。
昨年の下草刈りボランティア作業の様子
昨年は捕植も行いました
今年の下草刈りボランティアは10月19日(土)を予定しています。
参加者募集の詳細は8月号の広報紙とホームページでお知らせします。
皆さんのご参加をお待ちしております。