皆さん、こんにちは。消防本部消防署長兼警防課長の武田です。
6月17日、九州北部地方は梅雨入りしました。
皆さん、大雨への対策は出来ていますか?
去る5月19日に両開地区の橋本町で市防災訓練・水防演習が実施されました。消防団員や市職員をはじめ各関係機関から600人を超える参加者があり、出水期に備え、土のうを作った他、各関係機関との連携を確認しました。
自衛隊、警察、消防による救助連携訓練の様子
消防団による土のう作成の様子
医師会、警察、消防によるトリアージ訓練の様子
地震や大雨、台風など大きな災害が発生した場合、すべての救助要請に対応できない可能性があります。市消防本部では、大規模災害により複数の場所で同時多発的に救助の要請があった場合を想定して、どの事案に優先して対応すべきかシミュレーションを行っていますが、被害が大きくなればなるほど消防がすべての救助現場に向かうことは不可能だと考えてください。
自然災害でいえば、地震は突然起こりますが、大雨や台風は事前に予測可能です。最初は大丈夫だろうと思っていても状況がどんどん悪くなってヤバイと思ったときは避難できなかったり、避難しようとしたら夜中で真っ暗だったり、ぎりぎりになって身の危険を感じる前に早め早めの避難や対策を行っていただくことで救助要請重複の割合を減らすことができます。
大雨被害を想定した大規模災害指揮シミュレーション訓練の様子
市は各世帯に防災ガイドマップを配布しています。
もう一度、避難所の確認や備蓄品の確認、災害への心構えをお願いします。
次回の部課長ブログは農政課長です。