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部課長の1分間スピーチ

ご存じですか、障がいに関するマーク

内田

皆さんこんにちは。福祉課長の内田猛です。
寒い日が続きます。皆さん体調管理には十分気をつけてください。

一昨年、このブログで「ヘルプマーク」「ヘルプカード」を紹介しました。
赤地に白色で「+」と「💛(ハート)」がデザインされたマークで、外見からは分からない援助や配慮を必要な人のために作られたものです。一時は芸能人の関連グッズが類似して注目を得ましたが、コロナ禍で外出する機会や人と接する機会が減ったことで、あまり普及していないように思います。
(市の福祉課窓口でヘルプマークの交付を行っていますので、気軽にご相談ください。)

ヘルプマークを身に付けている人への対応として

  • 電車やバスで席を譲る
  • 援助を必要としていないか声をかける
  • 災害時などに避難の支援をする

といった呼びかけをしています。

ヘルプマークは、困っている人は手伝ってほしいことを伝え、周りはそのことに気づき行動をする、人と人を結ぶ道具としても重要な役割を持っています。
ヘルプマークやヘルプカードを身に付けている人が困っているようでしたら、ぜひ思いやりの行動で手助けをお願いします。

また、ヘルプマークの他にもさまざまな障がいや症状を示すマークやサイン(標識)があります。

障がい者のための国際シンボルマーク

障がい者のための国際シンボルマーク

障がい者が利用できる建物、施設であることを明確に表すための、世界共通のシンボルマークです。なお、このマークはすべての障がいをもつ人を対象としたもので、特に車椅子を利用する人に限定しているものではありません。

盲人のための国際シンボルマーク

盲人のための国際シンボルマーク

視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備などに表示されています。

オストメイトマーク

オストメイトマーク

人工肛門・人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備があることを表示しています。

自動車につけるマーク(身体障害者標識・聴覚障害者標識)

自動車につけるマーク

肢体不自由であること、聴覚障がいであることを理由に運転免許の条件を付されている人が運転する車に表示するマークです。

耳マーク

耳マーク<

聞こえが不自由なことを表すマークです。耳の不自由な人は外見からは分かりにくいということからつくられたマークです。

ハート・プラスマーク

ハート・プラスマーク

身体内部に障がいがある人を表すマークです。

これらのマークは、一見障がいがあるかどうか分からない人や配慮が必要な人などをより分かりやすくするためのものです。

先日、障がい者自立支援協議会くらし支援部会主催の「災害時避難に係る研修会」が開催されました。「障がい」は心身の機能に障がいがあるという個人的な話ではなく、「社会がつくり出しているものでもある」と講師の話が印象深く残りました。
障がいのある人は、社会の中で物理的、制度的、文化・情報面、意識上のバリア(障壁、かべ)に直面していると言われています。
そのうち、意識上のバリアをなくすために大切なことは、1人ひとりの「心のバリアフリー」と、バリアを感じている人の身になって考え、行動することです。困っている人に気づくこと、声をかけることから始まります。相互理解のためにも、困っている人のサインを見逃さないように、引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

 

次回の部課長ブログは議会事務局次長です。

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