皆さんこんにちは。
4月の人事異動で、福祉課長を拝命しました、内田猛です。
よろしくお願いします。
福祉課は初めての配属で、その範囲の広さ、奥深さに驚きながら奮闘(分闘)をしている毎日です。
ところで、皆さんは、「ヘルプマーク」をご存知ですか。
右の写真のように、赤地に白色で+とハートがデザインされたマークで、外見からはわからない援助や配慮が必要な人のために作られたものです。平成24年に東京都で配布され、案内用図記号に採用、その後全国共通のマークになり、各地に広がっています。
ヘルプマークを身につけている人への対応として
- 電車やバスで席を譲る
- 援助を必要としていないか声をかける
- 災害時などに避難の支援をする
といった呼びかけをしています。
平成29年の調査では、まだ認知度が低く、ヘルプマークを利用している方は少ないという結果が出ています。利用時の周囲の反応が気になることや認知不足により役に立たないということなど、理解が広まっていないことが利用が進まない原因とも言われています。
外見では不自由や障がいに気づかれにくい人、コミュニケーションがうまくとれずに、なかなか伝えられない人など困っていることに周囲の皆さんが気がつきやすいように、「ヘルプカード」は作られています。
ヘルプカード
「ヘルプカード」の表には、ヘルプマークに「あなたの手助けが必要です」と、裏面には、「手伝ってほしい事」が書かれています。(書く欄があります。)
困っている人は手伝ってほしいことを伝え、周りの人はそのことに気づき、行動をする。人と人を結ぶ道具としても重要な役割を持っています。
ヘルプマークやヘルプカードを身につけている人が困っていたら、ぜひ思いやりの行動で手助けをお願いします。
また、ヘルプマークのほかにも様々な障がいや症状を示すマークやサインがあります。
困っている人のサイン・SOSを見逃さないように、聞き逃さないように、ご理解とご協力をお願いします。
来週の部課長ブログは、議会事務局長です。