皆さんこんにちは。
4月の人事異動で、福祉課長を拝命しました、武田真治です。よろしくお願いします。
福祉課は初めての配属ですので、新鮮に思える反面、覚えることも多く勉強の日々です。
ところで皆さんは渋沢栄一さんをご存知でしょうか。5年後の2024年に新たな1万円札の顔になる方なのでご存知の方も多いと思います。
また、2021年の大河ドラマはこの渋沢栄一さんが主人公で制作されるみたいです。
私が渋沢栄一さんを知ったのは、渋沢栄一さんの「論語と算盤」という本を、大リーグのエンジェルスで活躍する大谷翔平選手が日本ハム時代に、栗山監督から進められて愛読しているという記事を読んで、興味本位で読んだのがきっかけでした。
渋沢栄一著『論語と算盤』
この本には道徳を論語に経済を算盤に例え、両方を調和させることが必要だと書いてあります。
ざっくり言うと「金儲けしていいけど、人間性が大事で、儲けたお金は社会のために使おうよ」といった内容です。
渋沢栄一さんは日本で最初の銀行である第一国立銀行(現・みずほ銀行)をはじめ、生涯に約500の会社の設立・育成に関わり、日本実業界の父と呼ばれる方ですがもう一つの顔があります。
それは、福祉の顔です。社会福祉事業にも熱心で、養育院(現在の東京都健康長寿医療センター)の設立をきっかけに数多くの病院や学校の設立に尽力。わが国初の知的障害児者施設「滝乃川学園」の創設に尽力されまた、全国方面委員連盟(現全国民生委員児童委員連合会)の初代会長も務めておられたそうです。
また、素性のわからない人も平気で家に入れて、身の上相談に応じていたそうです。
「慈善を慈善として行うのは真の慈善にあらず。余はこれを楽しみとする」という言葉を残しておられます。人の喜びが、自分の喜びにつながっておられたのですね。
高齢になっても愉快に生きることを旨とし、91歳で亡くなる最後の最後まで自分の使命として、世の中のために奔走されたそうです。
まさに福祉のために生きた人でもあったわけです。この精神を見習いたいと思いました。
今年は渋沢栄一さんが関わっておられた民生委員・児童委員の改選の年です。柳川市でも総勢170人の民生委員・児童委員の皆様がボランティアで活動されています。
5月の民生委員児童委員協議会総会
まさに「人の喜びが、自分の喜び」との思いでやりがいをもって活動されている方々です。
是非、皆様も民生委員・児童委員について関心をもってもらい活動へのご理解とご協力をお願いします。また、介護や子育てなど困ったことがあるときは身近な相談相手である民生委員・児童員に気軽に相談して下さい。
詳しくはこちら 民生委員・児童委員(内部リンク)
さて、前回の部課長ブログで落語が好きだという話をしましたが、3月に東京に行く機会があったので、新宿末広亭にいってきました。
ここはいわゆる寄席で、落語だけでなく、漫才や漫談、紙切り、手品、曲芸などがありました。私が行ったのは夜の部で午後5時から9時まで4時間、15組の芸人の方が芸を披露されました。
この時に出演された落語家や漫才師はあまりテレビでは見ない方ばっかりでしたが、やっぱり生の演芸はおもしろいです。
漫談や紙切りなどの落語や漫才以外の演芸も意外におもしろくて、笑い続けてあっという間の4時間でした。
これで料金3千円は安いでしょう。コストパフォーマンスが高いと思います。皆さんも東京に行く機会があれば行ってみてください。お薦めです。
最後に一部で好評の愛犬プクの写真を見てください。
プクは水に濡れるのが大嫌いです。雨の日は小屋から出てきません。
体を洗われるのも大嫌いです。
洗うのを嫌がり、目が死んでいます。
「やっと終わったー」
疲れて放心状態 「もう洗うのはいやだ!」
来週の部課長ブログは都市計画課長です。